ZenFone Max (ZC550KL) は海外で使用できるのか

アメリカへ旅行へ行くためにスマホを新しく買い替えた訳なのだが、一体どこのSIMカードを挿せばいいのやら分からなかったので調べてみた。

まずはZenFone Maxがどの通信規格(周波数)に対応しているのかを知る必要がある。

Zenfone Maxの対応する通信規格

GSM(2G)

  • 850
  • 900
  • 1800
  • 1900

W-CDMA(3G)

  • 2100(1)
  • 1900(2)
  • 850(5)
  • 800(6)
  • 900(8)
  • 800(19)

FDD-LTE(4G)

  • 2100(1)
  • 1800(3)
  • 850(5)
  • 800(6)
  • 900(8)
  • 1700(9)
  • 800(18)
  • 800(19)
  • 700(28)

以上となっている。

現在挿しているSIMカードがドコモ(のMVNO)のものであるので、例としてドコモがどの周波数を使用して日本国内でサービスを行っているのかを見てみる。

ドコモの提供している周波数

FDD-LTE

  • 2100(1) LTE広域
  • 1800(3) 東名阪中心
  • 800(19) プラチナバンド
  • 1500(21) 都市圏・地方都市
  • 700(28) 2015年開始

W-CDMA

  • 2100(1) FOMA広域
  • 1700(9) FOMA東名阪中心
  • 800(6, 19) FOMAプラスエリア

このような内訳である。

このことから、Zenfone Maxはドコモの

FDD-LTE

  • 2100(1)
  • 1800(3)
  • 800(19)
  • 700(28)

W-CDMA

  • 2100(1)
  • 800(6, 19)

に対応しているのでドコモのSIMカードを挿して使えているという訳なのである。

そこで話は戻り、メインのお題である『アメリカではどうなのか?』という所であるが、これにもアメリカ通信会社各社が提供している周波数を把握しておく必要があるので以下に列挙しておく。

アメリカの通信会社

  • AT&T
  • T-Mobile
  • Verizon
  • Sprint

以上の4社である。これらが提供している周波数は以下の通り。

各社の提供する周波数

AT&T

GSM

  • 850
  • 1900

W-CDMA

  • 1900(2)
  • 850(5)

FDD-LTE

  • 1900(2)
  • 1700(4)
  • 850(5)
  • 700(17)
  • 2300(30)

T-Mobile

GSM

  • 1900

W-CDMA

  • 1900(2)
  • 1700(4)

FDD-LTE

  • 1900(2)
  • 1700(4)
  • 700(12)

Verizon

CDMA One

  • 800
  • 1900

CDMA2000

  • 800
  • 1900

FDD-LTE

  • 1900(2)
  • 1700(4)
  • 700(13)

Sprint

CDMA One

  • 800
  • 1900

CDMA2000

  • 800
  • 1900

FDD-LTE

  • 1900(25)
  • 800(26)
  • 2500(41)

以上である。Verizon及びSprintに関しては3GがCDMA2000方式(日本だとauが採用)でZenfone Maxでは通信できないので、この二つの会社は選ばないことにする。

残ったAT&TとT-Mobileを比べてみる。

GSM(2G)

AT&T

  • 850
  • 1900

T-Mobile

  • 1900

どちらもZenfone Maxで通信可能。

W-CDMA(3G)

AT&T

  • 1900(2)
  • 850(5)

T-Mobile

  • 1900(2)
  • 1700(4)

AT&Tは二つの周波数に対応。T-Mobileは一つの周波数に対応。

FDD-LTE(4G)

AT&T

  • 1900(2)
  • 1700(4)
  • 850(5)
  • 700(17)
  • 2300(30)

T-Mobile

  • 1900(2)
  • 1700(4)
  • 700(12)

AT&Tは一つの周波数に対応(850 band 5)。T-Mobileは対応なし。

と、なったため、選択するならAT&Tという事が分かった。AT&TはLTEのメインを700(17)で運用していて700(17)でカバーできない地域においては850(5)でカバーしているようである。という訳でアメリカでの通信は3G中心になりそうである。

後はどのようにSIMカードを入手するのがベストであるかという事だ。日本国内でSIMを手に入れることが出来て開通作業も出国前に終えておけるのが良いと思うのだが。

で、色々調べていたら『H2O Wireless』という会社のSIMが良さそうである。このH2O WirelessはAT&Tのネットワークを利用するMVNO(アメリカにはMVNOが100社以上ある)で、日本のKDDIが筆頭株主な会社なのだ。

このH2OのSIMをネットで手に入れられないかとさらに調べたところ、以下のサイトではSIMの購入から通話のアクティベーションまで行ってくれるというのである。

米国ハワイのプリペイドSIM

isoon

http://isoon.org/sim/

妙にこざっぱりとした雰囲気のホームページで少々不安だが…笑

SIMカードの有効期限が30日間と言うことなので、11月に突入したら上記サイトからH2OのSIMカードをゲットしてみようと思う。後日談をまた記録するのでよろしく。

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