先日、二泊三日の行程で近畿地方へ訪れた。目的は大台ケ原山及び近畿地方最高峰である大峰山(八経ヶ岳)の頂へ到達することである。どちらも日本百名山として登録されており、紀伊半島の深くに佇んでいる。今回の遠征は、二泊三日でそれら二つの山を登ろうと言うもので、起床時間や移動の時間を緻密に計算しなければならず、おおよそ余裕があるとは言い難いスケジュールである。

二つの山は共に奈良県に位置している。であるから新千歳空港から関西空港へ…と思われるだろうが神戸空港へと降り立った。これについて説明すると、今回の山行の同行者のうちの一人(A氏)はすでに現地に赴いており、この同行者との現地待ち合わせを新大阪としていたのだが、実は新大阪へは関西空港より神戸空港から向かった方が時間・交通費共に節約できることが事前調査(Yahoo!路線情報で調べた^o^)にて判明していたのだった。

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前述の通りスカイマークで神戸空港へ向かった。片道¥9,000とLCCのような価格で大変利用し易い(残念ながら経営破綻してしまったが…)。LCCと違い、座席スペースがゆったりと取られているのも良い。A380の件で無茶しなければあんなことにはならなかっただろうに…(遠い目)

一日目が大台ケ原山にある心・湯治館に宿泊、二日目がキャンプ場にて野営という事で、テントや寝袋等のキャンプ道具を持っていくこととなり、先月の長野遠征時にも使用したMHWのダッフルバッグにキャンプ道具、登山道具(バックパック含む)、着替え等を詰め込み計12kg程度の荷物となった。しかしこのダッフルバッグ、一応背負えるようにと両肩に掛けられる作りになっているのだが、ショルダーベルトが非常に薄い作りになっており(おまけ程度)、12kgの荷物を運ぶにはいささか不安を感じるものであった。というかやっぱり辛かったが。

当初、A氏とは新大阪で合流の予定だったが、彼が三宮で先にレンタカーを借りておいてくれるとのことだったので、神戸空港まで迎えに来ていただいた。神戸空港から大台ケ原まで約3時間半の移動である。

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今回飛行機での移動があると言うことでガスストーブは一式持っていかなかった。ガス缶は手荷物にしろ預け荷物にしろ飛行機の中へ持ち込む事が出来ないためと、おまけにスノーピークのガス缶なぞ、そうそうそこら辺に売っている物ではないので、調達も容易ではないだろうという懸念もあった。

同行者の二人はイワタニのガスストーブを使用しており、ガス缶も”あの”ガス缶で良いためこれは地方のスーパーマーケットでも調達が容易なので、その点がとても魅力に思えた。

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ド定番

さて、わたしは車の後部座席で黙って座っていただけのため、道中どの道をどのように進んできたのかあまり把握していない。しかし、心・湯治館までの最後の20kmに関しては否が応でも意識を張り詰めなければならなかったのだ。

幹線道路から外れ、宿までの20kmは曲がりに曲がった山道を行かなければならないのだ。対向車とすれ違うのも難しい山道だ(待避所は定期的に出現する)。さらに標高が上がり雲の中へ突入したものなら濃いガスに覆われ視界は5mも無い。

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あまりに過酷なドライブに思えたため、途中「わたし運転代わりましょうか」と言う気も起きなかった。サンキューY氏。

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無事に大台ケ原山ビジターセンター駐車場に到着した。我々以外に関しては相変わらずの濃いガスの中にぼんやりと車の影が複数確認できるだけだ。この駐車場は200台収容可能とのことであるが、朝方には満車になることもしばしばあるそうだ(公式ホームページより)。実際、次の日の朝には『こんなにいたっけ?』と驚くぐらい車の数が増えていた。みな朝日を拝みに来たのだろう。

駐車場から小石の敷き詰められた道を進んで行くと、本日の宿『心・湯治館』である。

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内装はとても綺麗に整備されていた。部屋もコンパクトな六畳間で良い雰囲気だ。バルコニーも併設されているが場所が場所だけに虫の侵入が激しい。

晩御飯は食堂で取る。大人数が収容可能な食堂だ。ご飯味噌汁はセルフサービス&お代わり自由で、メニューはイノシシ肉のソテーとアユ?の塩焼きである。

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イノシシ肉は豚肉に近い風味だが、こちらの方が若干歯ごたえがあるように感ぜられた。鮎の焼き加減も良い感じでご飯が進む。とても美味しかった。やはり食事は大事である。

お風呂は洗い場が三つに、大人三人がギリギリ入れる浴槽で若干窮屈に思えるかもしれないが、風呂に入ることが目的ならばどこか温泉地にでも訪れている訳なので、これは大して気にかけることではないだろう。

明日は朝日を見るため午前03:30起床を予定。ビールを二缶飲み、さっと就寝する。おやすみなさい…Zzz

次の日

日の出を大台ケ原山山頂の展望台より望もうとし、心・湯治館を04:00に出発した。本日の日の出時刻は04:43であると、前日に受付のおばちゃんから伺っていた。

04:43の日の出を山頂で見るのに04:00に宿を出発って遅くない?と、思われるかもしれないが、実は宿は山頂のすぐそばにあって約40分もあるけば山頂に到達できてしまうのだ。という訳でこれは登山と言うより散歩のような雰囲気なので、ブログタイトルを”行ってみた”とした訳なのだ(どうでも良いですね…)。

04:00、辺りは薄暗くヘッドライトを点ける。

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山頂展望台には日の出時刻ギリギリに到達することが出来た。

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NHKのテレビクルーも日の出を撮影していた。

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と、言うわけで約40分と札幌藻岩山なみのお気軽山行だったけど日本百名山90座目大台ケ原山を制覇いたしました!( ´∀`)bグッ!

宿はすでにチェックアウト済みなので、駐車場に戻りすぐさま日本百名山91座目大峰山登山へ向かう我々なのでありますヾ(*´∀`*)ノキャッキャ

~ つづく ~

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