大菩薩嶺に行ってきた

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11月13日(水)に大菩薩嶺行ってきたのでその記録。北海道外の山へ登りに行くのは2019年11月の宮島での弥山登山以来5年ぶり。結果、めっちゃ晴れてて最高だった!

久しぶりの登山に大菩薩嶺を選ぶまでの右往左往はコチラ👇🏻https://myjournal101.com/22318

今回の旅ではメインカメラとしてCanon G1X M2とサブカメラとしてInsta360 Go 3Sをレンタルして持ち出してみた。服にマグネットでピッタリとくっつく手軽さは旅のログを収めるには最高の使い勝手だった。

ネックレスタイプのマグネットボードが付属していてカメラの裏にも磁石が仕込まれているので、Tシャツ越しにこのカメラを取り付けると超お手軽にPOV(一人称視点)撮影が出来るって訳だ。

いつも余計な物を持ちがちな俺だが今回の旅はif you haveのeveryday一つで行くと決めている。

今回の持ち物はコチラ👇🏻
https://myjournal101.com/22341

18Lのデイパックに一泊二日分の持ち物。まぁ3時間半の山行だからできる身軽さだな。本当はeverydayに標準オプションのバンジーコードを付けたかったんだけど諸事情により未装備(無くした…?w)。フリースにシェルを入れるとパンパンだ。

11月12日(火)晴れ☀️

関東へ向かうのにどの航空会社よりも安かったので新千歳からはPeachにて成田へ向かうが、この出発が10:10であるからこれより逆算し自宅出発は07:50としている。自宅から市電・地下鉄・JRを乗り継ぎ新千歳空港に着いたのが09:10。

空港の一番端に位置するチェックインカウンターへ向かうにしてもまずまず余裕のある到着である。ちなみにPeachは出発30分前までのチェックインを原則としている。あれ?結構ギリギリじゃねーか🤪札幌→新千歳間の快速エアポートはたまに人身事故でダイヤが乱れまくりバス乗り場が地獄絵図な光景をたまに目にしているのでちょっと心配だったが杞憂に終わって一先ず安堵。

ゆっくりと”かま栄”のかまぼこでも食べながら悦に入りたいものだが(新千歳空港行ったら大体食べてる)出発まで1時間しかないからな。早々にチェックインを済ませて手荷物ゲートをパスしたいものだ。

Peachは座席指定も有料なので事前指定せずチェックイン機にお任せにした。21Eという座席は主翼の丁度後ろ右側3列の真ん中だ。お隣の若い女性がノーハンドくしゃみタイプだったのがアレだが、LCCだしこんなもんだろう、と飲み込む。

手荷物検査を難なく通過し、機内案内まで20分程ありそうなので用を足して水と食料を購入(クランキー)。せっかちにも妻へのお土産として”青組”を買った。ANA監修のグミ菓子である(飛行機と雲を型どったグミでかわいい☁)。

久しぶりの飛行機。以前にPeachに乗った時は無かったと思うけど、機内のwi-fiに接続すると航行マップが見られて面白い(インターネットには繋がらない)。

機材はエアバスA320neoか。昔と違って座席のリクライニング機構が無くなっている変わりに予めリクライニングしている”プレリクライニング仕様”のようだ。それにしてもやはりLCC、狭い。

予定より10分巻いて到着。夏に訪れると飛行機を出た瞬間の蒸し暑さで本州に来たのだなぁと思わせるがこの時期はさすがにそんな事はなくロンT一枚で過ごせる気候で快適である。逆に北海道から来ると着るものに困る。

予定より早く着いたので京成本線で東京へ向かう前に腹ごしらえをしようとフードコートをうろつき、うどん屋があったので肉とろろうどんとおにぎりを買ったがこれが、めちゃめちゃ美味い!(腹減ってたから?)いやそれにしても美味かった。マジで。

甲府へは新宿駅発の特急かいじ35号にて向かうがこれの出発が15:30で時間の余裕があるので成田エクスプレスや京成スカイライナーには乗らず各駅停車を乗り継いで行くことにする。まずは成田空港駅から京成本線で京成船橋駅へ向かう。

京成船橋駅からJR船橋駅へ行き総武線に乗り換えて御茶ノ水駅へ。さらに中央線に乗り換え新宿駅着。新宿駅は乗り入れる路線が多すぎて車内の乗り換え案内放送の情報量が多くて面白い(特に英語がヤバい)。各停だと疲れるかなぁと思ったが京成本線でひと眠り出来たので割と元気。

14:40に着いて甲府への出発まで時間があるから駅構内をうろつく。さすが新宿駅、歩けど歩けど地上に出られず気付けば小田急の改札まで来ていた。改札越しにホームを覗くとオレンジ色に輝くあの車両が!!

すっかり恍惚。衝撃だった。子どもとよくYouTubeでロマンスカーの動画を見ていたのでまさかここで本物を見られるとは!これはかなり感動した。入場券で入っているので当然車内には入れないが行先「箱根湯本」の文字は旅情が溢れていていつか乗るぞと強く思わせた。

腹のうどんが消えかけて小腹が空いたので改札内のお店でサンドイッチとコーヒーを買った。かいじ35号の座席は7号車の1D。すぐ後ろにトイレがあるからいいかなぁと思って。

事前にえきねっとで特急券は予約していたのであとはスマホのパスモで入場するだけで発券の手間が無いからこりゃ楽でいいね。車内改札も無いみたいだし。

一路甲府へ!

車内改札が無い変わりに各座席の天井あたりにLEDランプがあって、緑…予約済み、橙…次の駅から予約済み、赤…空席、という感じだったのだけど、隣の座席、立川の直前までは赤だったのに駅に着いたら隣に人が座ってランプを見たら緑になっていた。橙どこいった?それとも直前で座席指定をした人だったのか?謎。

17:00着!

甲府駅前は結構栄えてるな〜。さて、レンタカーを借りにオリックスレンタカー甲府駅前店へ行こう。

車はノートe-powerだった。明日は峠を走るので念の為スタッドレスオプションと免責加入で約¥9,000。スタッドレスオプションいらないならガッツレンタカーで¥3,000ぐらいで借りられたんだがな〜。

ノートe-powerは”基本的にモーター走行”なので充電量が大事だからアクセルオフ時の回生ブレーキの効き方が凄い。乗りづらくて仕方ない。ただこれは”eco”モードの場合なので”normal”ならばいたって普通のフィーリング。だがエンジンon/offで再びecoモードになるのはちょっとどうだろう。てことでレンタル期間中はほぼnormalで走ってた。ちなみに回生ブレーキ時もブレーキランプが点灯するからランプパカパカで格好悪いと思う。

甲府駅前から今日の宿である塩山温泉宏池荘までは約20km30分の道程。道もそれ程混んでなくて走りやすくて良い。

宏池荘着。昭和10年創業の歴史ある宿で結論から言うとめちゃめちゃオススメ。建物の雰囲気良いしリーズナブルだし温泉も良いしでここはまた泊まりたいと思った。”訳あり部屋”という事で一泊素泊まり¥5,000だったのだが、トイレ手洗い共用というだけ。貸し切り露天風呂はジェットバスも付いてるしではぁ〜癒されたわ〜。

さて晩飯はどうするかな、とGoogleマップで探すと近所に”赤提灯”という居酒屋があり定食もやっているそうなので行ってみる。結果、こちらもめちゃめちゃ良かった。「ごはん大盛りにしちゃったよ」と女将さん。豚キムチ炒め美味かった!🍚💪🏻🍖

生ビールも欲しかったところだが我慢した。この後買い出しに行かなきゃならんから。コンビニが近くに無いので車で少し走ってスーパーに行かなきゃならんのだ。車で5分程走ってスーパー”いちやまマート”を訪問。大きめのスーパーでこりゃ欲しいものは全部手に入りそうだわい!

こんな感じに調達してきた。今日の晩酌用の酒とつまみと明日の朝食に行動食。登山用の水にと600mlを2本買ってきたけど普通に宿で飲む用の水を買ってくるのを忘れたので”大菩薩嶺水”という何とも有難そうな水が宿で売っていたのでそれをゲットした(¥100/本)。

晩酌の前に風呂。宏池荘は大浴場もあって日帰り入浴も可能。21:00頃に行くと誰もいなかった。それより素晴らしいのが宿泊者専用で貸切利用できる露天風呂だ。特に予約は必要なく、空いていれば勝手に入って良いというもの。大浴場より湯温が高めでジェットバスもあってめちゃめちゃ良いぞこの宿。

部屋に戻り酒を飲みながら明日の準備。その後はアマプラで見られるようになったプリズンブレイク・シーズン1を何話か見て就寝…😴

一日目のハイライト動画🎥

11月13日(水)晴れ☀️

古い旅館の10畳はありそうな部屋の真ん中でポツンと敷かれた1人用の布団は不気味と言えばそうなのだが、正直ちょっと心細さを感じて「ちゃんと寝られるかしら…」と憶していたが逆に寝坊してしまってAM5:00出発の予定がAM5:40となってしまった。

レンタカーにて上日川峠の登山口を目指す。ぐんぐん登っていって残り8km地点から車1台分程度の幅しかない道へと変わる。

所々エスケープが設けられているがRのキツいコーナーでは先が見通せないので結構気を使う。しかし朝早いためか登山口まで1台もすれ違わなかったのはラッキーだった。路面の凍結も無かった。

グネグネと山道を登っているうちに明るくなってきた。登山口のあるロッヂ長兵衛に到着。

登山口付近には第1〜第3駐車場まであって300台は止められるらしい。しかし紅葉シーズンは朝の早いうちに埋まってしまうとのことだ。俺の登った11月13日は葉はほぼ落ち、木々は寒々としていた。6:10頃に到着したが第1🅿️は満車(15台程度)、第2🅿️(60台程度収容可)は2台程度でガラ空きだった。しかし下山した10:00頃には満車だった。

駐車場にて他の人の会話に聞き耳を立てたところ「そっちよりこっちの方がマシ」と言っていたので俺の通った塩山駅側からのアプローチよりも反対側の甲斐大和駅からの道の方が走りやすいのかもしれない。

6:23登山開始!

今回は上日川峠→大菩薩嶺山頂→大菩薩峠→上日川峠の周回コースとする。終始登りやすくて良い山歩きだ。丹沢山のようにひたすら登りということでもなく、アップダウンがあるのも良い。

コースタイム通りの約25分で山頂と大菩薩峠への分岐である唐松尾根分岐に到着。

気温はたぶん5度ぐらい?Rabのフリース着たままで丁度良い感じ。特に休憩はせず唐松尾根へ向かって早々に山頂ゲットしてしまおう。ちなみにこの分岐にはトイレもあったぞ(無料)。

いやほんとに気持ちの良い山行だなぁ。

急登も無いし危険な箇所も無いが景色はすこぶる良くて最高です!

山頂が近くなるとゴツゴツとした岩が増えてきた。一瞬「お、山頂か?」と思わせるが、ここは雷岩と言って山頂の少し手前のポイント。

ここから左へ進む。ちょっと進んで7:49山頂到着!

Insta360 Go 3Sはここでバッテリー切れのため一旦お休み。ポッドに装着して充電する。宿を出てから断続的に撮影してきたけど、カメラだけでも結構バッテリー持つなという印象(1080pで30fps)。

ここの山頂、周りが木々に囲われていて景色はゼロ。後からやってきた親父さんも「え、ここ山頂?あっけないねぇ」と言っていた。雷岩まで戻って小休止。持ってきたお菓子等を食べる。稜線なので風が抜けて寒い。Rabのフリース着ていてよかった。

いつもビーフジャーキーを持っていっているけど今回はカルパスを持って行ったらかなり良かった。小分けされていて食べやすい。次回もこれで良い。

大菩薩峠に向けて再始動。ここから上日川峠までの分岐である介山荘までの尾根がかなり良かった。ただし風が通ってまずまず寒い。

天気良い予報だし3時間半の山行だからいいべー、ってことで綿の軍手を持ってきた。これ結構暖かいのだ。濡れたら全くダメだけど。途中介山荘でトイレを借りた(無料)。

介山荘から分岐を唐松尾根分岐まで行く。ここら辺りから人が増えてきた。そろそろ甲斐大和駅からのバス組が登ってくる頃かしら?

唐松尾根分岐に着くと、おお、人がたくさんじゃないか!再び小休止してカロリーメイトとかカルパスとかそのまんまレモンとか全部食べてしまい再始動。ここから登りの人だらけで大変な賑わいだった!

ほんで9:55下山完了!登り始めが6:23なので計3時間30分の山行でした。いやぁ最高でした!

下山完了9:55、レンタカー返却が12:00、あずさ17号の出発が12:26、上日川峠から甲府駅まで約55分。ゆっくり風呂に浸かってる時間ねぇな!?

ノートe-powerにて再び塩山方面を目指す。すれ違った車は10台ぐらいかしら。エスケープあるから特に問題無かったけど落ち葉で滑ってABS効いたのはちょいビビった…😅

石和温泉で日帰り風呂かなーと思っていたが途中に”甲州交流保養センター 大菩薩の湯”という完全に俺好みであろう風呂を発見したのでここで汗を流していくことにした。

大菩薩の湯♨️
https://daibosatsunoyu.com/

3時間以内の滞在なら620円(シャンプー・ボディソープ付き)とリーズナブル。浴場もサウナ・大浴場・露天風呂とコンパクトながら一通り揃っていてとても良かった。あと休憩所の雰囲気が良い。

温泉を後にして時間結構ギリギリ。Googleマップを頼りに急ぎ甲府駅を目指すが…なんでこんな狭い道案内すんねん!💢ってぐらい道民から見たらヤバメの道ばかり行かせようとしてハラハラであった(幅員車1台分&路肩用水路&おまけにスクールゾーン)。しかしそういう狭い路地道が結構雰囲気良かったりしたのでまぁヨシとするか…途中甲府市内でガソリンを満タンにして(3Lぐらいしか入らなかった)12時ちょっと過ぎに返却完了。松本行きあずさ17号が12:26発なので小走りで向かう。が…!

とのこと…松本から空港までのシャトルバス発が14:55で、定刻なら13:35着だから、こっちもギリギリじゃねーか💦

焦っても仕方ないのでカツ丼でも食べるか🙏🏻ウンマー

甲府駅のプラットフォームで適当に時間を潰す。身延線(静岡県の富士駅↔甲府駅)でも見に行くか。

あずさ17号は13:31頃着だった。ここから1時間とちょっとと考えると、うーんギリギリ。

松本駅着は14:40だった。急ぎ”松本バスターミナル”とやらに向かうがどこだ?駅前のバスターミナルではないのか??→駅前の松電バスターミナルビルの1階だった!

空港シャトルバスは乗り込む際に現金払いでも良いし、松本バスターミナル内の券売機(こちらはクレジットカード対応)でチケットを購入しても良い。

空港着。FDAの自動チェックインを済ませて早々に手荷物検査。そういえば飲み物は外に出しておかなければいけなかった事を忘れていて少し手間取ってしまった。

FDAの機材はエンブラエルのE175。片側2列のコンパクトなものだ。夏ダイヤなら丘珠空港着で自宅まで近くてよかったのだが冬ダイヤは新千歳空港着となる(丘珠は滑走路が短いため→冬は凍結の恐れ)。FDAでは飲み物の他にお菓子も提供してくれてよかった。LCCとは違いますなぁ〜。

新千歳着いてからのJRへの接続も時間がタイトだったので少しでも早く行動できる通路側を予約していたが飛行中の夕焼けがたいそう綺麗だったので窓側にすれば良かった!と思った。空港着後のスケジュールに余裕があるなら窓側にしたんだがな〜。あー車窓見たかった…

北海道に着いたら物珍しいこと特に無いのでプリズンブレイク・シーズン1を見ながら家に帰った。

お疲れっした!

Insta360 Go 3Sを使ってみて
旅のログ撮るには最高の機材だった。暗所についてもログとして記録する分なら特に問題の無い画質。手ぶれ補正は今回は全て”標準”で撮ったけど、徒歩程度ならこれも十分。バッテリー持ちについても申し分なし(アクションポッドでの充電込みで)。このサイズで4K撮影も出来るってんだからすごい。何より撮ってるのか撮ってないのか分からないこのサイズ感が最高(悪用厳禁⚠️)。これはもしや買いアイテムなのでは…?

2日目のハイライト動画🎥