11月10日(月)〜11日(火)にかけて伊豆へ行ってきた。主な目的は日本百名山の一つ、天城山へ登ることだ。天城山という山は実は存在しないが、その辺りの山々の総称として天城山と呼ばれている。最高地点は万三郎岳の1,406mである。
初日

11月10日(月)、新千歳空港10:05発のANA1262便で静岡空港12:00着の予定。自宅を07:00過ぎには出発したため朝ごはんを食べられなかった(いつもの起きる時間だし)。


しかし旅行中に腹がすくのは最悪だと分かっているので細かく食べていくことにする。札幌駅ではマクドナルドでソーセージエッグマフィン(ホットコーヒーSが付いて240円だなんて安い)、空港でははなまるうどん。これで腹が膨れた。
旅程の概要はこんな感じ。一人旅なものだから何かあった時のために妻に渡しているのだ。



羽田から往復でもいいが、静岡空港は行ったこと無かったので旅程に組み込んでみたのだ。
ちなみに今回のフライトは現地強風のため条件付きの運航となり、静岡空港に着陸できない場合は羽田もしくは中部へ行くことになる。
しかし上図の通りつまりは最終的に伊東に辿り着ければよいので、条件付きで羽田に行こうが中部に行こうが特に問題は無いのだな。新幹線乗ってしまえばあっという間だし。

ちなみに保安検査だがくるぶしが隠れる靴は脱いでスリッパに履き替える必要があるようだ(以前は違ったよな?)。

「燃料いっぱいありますから、3回は着陸トライできます」と機内アナウンスがあったが1回で着陸した。しかし大変緊張した。というのも、富士山を左に眺めながら巻くように山梨(もしくは長野)から静岡へ入るあたりからものすごい揺れた。眼球がその場に取り残されるほど上下左右に揺れる。
滑走路へは南東より進入のため一度駿河湾へ出る。アプローチ中も突然ガクッと高度が落ちるあの感じが何度もあるのでたまったもんじゃない(タマヒュン🏅🏅)。
無事にタッチダウンしたら機内では拍手喝采だった。これには笑った(安堵)。

さて、空港から静岡駅までは連絡バスを使う。バス乗り場3番から12:35発だ。この日静岡の最高気温は20度程度だが、日差しが照り付けていてそれ以上に暑く感じる。札幌では雪が降っているらしい。えらい違いだ。
このバスは片道1,200円で交通系ICが使えるので乗りやすい。
約50分乗車して13:35新静岡駅に到着した。新静岡駅は静岡駅から北に少しの位置にある静岡鉄道の始発駅だ。東海バスのターミナルともなっている。静岡駅からの出発まで少し時間があるので一服することにした。



新静岡駅から南西へ何分か歩いたところに”ハグコーヒー”という静岡地盤のコーヒーショップがある。お洒落な雰囲気だったので行ってみたかった。
カプチーノを注文した。とても”食べ応え”ある飲み口だった。これはかなり美味かった。自分へのお土産にお店オリジナルのキーホルダー(家康がコーヒー飲んでるイラスト)を購入して退店した。静岡駅へ向かう。

伊東へ向かう前に修善寺へ寄って観光していこうと考えている。静岡駅から修善寺駅へはローカル線を乗り継いでいくと1時間50分かかる。しかし三島駅まで新幹線を使うと1時間まで短縮することができる。旅程は一泊二日なのでタイムイズマネー、この約50分を2,200円で買うことにした。
新幹線こだま724号(静岡14:25→三島14:49)の指定席券は事前にえきねっとで予約済みなので、後は駅で指定席券を発券すればいいだけである。乗車券はPASMOでOKだろう。
が…!
えきねっとの発券機で指定席券を受け取る。新幹線改札では…あれ?交通系ICカードの読み取り部が無いじゃないか!どうしたもんかと駅員に聞いてみる。えきねっとでチケットは購入しているのだが、改札はどうやって通るのか?
駅員「えきねっとすか?いや〜東日本さんのシステムなんで分かんないすね〜(原文まま)」
俺(え、こんなに答えになってない対応ってあるぅ??笑笑)
駅員「たぶん乗車券ないとダメじゃないすかね?」
あ、なるほど。えきねっとだけだと全部済ませられなかったのか→予約の際に”乗車券も購入する”みたいなオプションがあったけど有効にしてなかったな…
てことで新幹線の券売機で画面の下に小さ〜くある乗車券購入ボタンから購入して、改札では乗車券と指定席券を同時に入れることで通ることができた。発車5分前とかだったのでちょっと焦った。
今回えきねっと(JR東日本のシステム)から予約したけど、スマートex(JR東海のシステム)だと完全チケットレスでいけたんじゃないかと思われる。鉄道予約するのに色々似たようなシステムがあってややこしい。それよりあの駅員の態度から東日本と東海の関係性がなんとなく伺いしれた。そして実際にJR東日本と東海は超仲が悪いらしい。基本的に東日本に対して不満を持った東海が独自に行動した結果、東日本が激怒、という構図のようだ(品川駅新幹線折り返し問題、新幹線発券手数料問題等→スマートexができた経緯)。どうでもいい〜💩
小腹が空いたので駅のキオスクで抹茶アンのどら焼きを2つ買った。車内で食べよう。



さすが新幹線、速い。しかし加速で言ったら札幌市営地下鉄も中々だぞ。なんせゴムタイヤだからなあれ。

14:49三島駅到着。修善寺駅行きの伊豆箱根鉄道駿豆線(すんずせん)は15:10発車予定。JR三島駅からいずっぱこ(伊豆箱根鉄道の愛称らしい)三島駅へは直接入場できない。一度JR駅を出てからいずっぱこ三島駅に入る必要がある。
いずっぱこは交通系ICカードには対応していないのだが、クレジットカードのタッチ改札に対応している。カードをかざして反応があるまでちょっとラグがあるが、これはこれで便利だ。

非常にレトロな見た目で可愛らしい車両だ(1979年に導入された3000系の軌道線復刻カラー)。しかし乗り心地は…あまりよくない。常にガコガコと頭を揺すぶられる。
鎌倉幕府北条家ゆかりの土地であった韮山を過ぎ、修善寺駅へ15:50に到着した。日が陰り始めている。


修善寺というと伊豆最古の温泉である修善寺温泉や、807年に空海が創建し、源頼家が幽閉されていた修禅寺を抱える街だが、駅前は思ったより閑散としている。まぁ月曜日だしこんなものか。

15:55発の東海バス(虹の郷行き)に乗り込み、修善寺温泉停留所には16:05着。ちなみに東海バスは交通系ICカードOKで前乗り前降りである。




こちらは空海によって建立の日枝神社である。その昔、源範頼(源頼朝の弟)が幽閉されていて、梶原景時による襲撃の際に自刃した場所…

空海建立、修禅寺。元々は真言宗だったが戦国時代、北条早雲によって曹洞宗に改宗されたそうだ。俺も曹洞宗の宗徒であるのでお参りしてきた(実際、仏教ではお寺の宗派は関係なくお参り可能)。源頼家が幽閉されていた場所でもある。




歴史ある温泉街とのことなのでさぞ旅館で溢れかえって賑やかなんだろうなぁと思っていたのだが全くそんなこと無かった。東西に細長く山に囲われた土地なのでそれほど宿を建てる場所が無いのか?いやそれにしても閑散としている…なにかあるのか…(なに?)
修善寺を訪れた主な目的は風呂に入るためだ。源頼家が入浴中に暗殺されたと言われている”筥湯(はこゆ)”がつい先日リニューアルオープンしたのでこれに入る。頼家は抵抗した際に陰部を切り取られてしまったらしい。なんとなくいつもより入念に洗った方がいい気がした🏅🏅
券売機で700円を払って入浴券を番台のおばちゃんに渡していざ入場。コンパクトな脱衣所だがロッカーの数はそれなり。俺の他には先客が1名いるのみだ。
とても気持ちよかった。しかしまぁきれいすぎて普通の日帰り温泉という感じだった。
再びバスで修善寺駅へ戻る。バスで伊東へ向かうのだ。

腹が減ったので修善寺駅内のセブンイレブンで蒸しパンを買った。今日は新千歳空港で食べたうどん以来まともに食事をしていない…


駅前バス乗り場の3番でバスを待つ。伊豆と言えども夜は結構冷えるなぁ。
18:35発の伊東行きバスに乗り込む。乗客は俺を含めて3人。おばちゃん、学生、俺。どのような経路で伊東へ向かうのかと思ったらこれが凄かった。その道程の半分は車両1.5台分で竹や木々に囲われた山深い道を行くのだ。しかもそんな道でもバス停が定期的にやってくる。一体誰がどんな目的で利用するのか…?興味深いというかちょっと怖い。
乗客の一人、おばちゃんは途中で下車、俺は終点一つ手前の本町で下車、学生は終点の伊東駅まで乗るのだろう。一体どこまで帰るのか…
定刻通りの19:25に本町へ着いた。レンタカーを予約しているニコニコレンタカー伊東店のあるガソリンスタンドへ向かう。徒歩で5分ほどだ。
車両は最新型のN-BOXだった。ノンターボだが街乗りには申し分ない。GSを出発し、今日の宿”伊東園ホテル別館”へ向かう、と言ってもこのGSのすぐ隣なのだ。宿すぐ横の🅿️は🈵だったので道路挟んだ向かい側の第2🅿️へ。第2🅿️は🈵🅿️じゃなくてよかった。チェックインを済ませ。部屋は4階の6畳和室だ。エレベーターや廊下の壁紙を見てもかなり古い建物だということが分かる。
室内も中々に年季が入っている。壁紙が剥がれかかっている。しかし天然温泉大浴場付き&駅近で1泊素泊まり5,000円は破格だろう。多少部屋が古くとも全く気にならない。
今日は移動に移動を重ねたので大変疲れている。もうこのまま寝てしまいたいところだが、晩飯、明日の買い出し、風呂、まだしなければならないことが残っている。疲れ果てているのですでに敷いてある布団の上に大の字であるが、えいっと身体を起こし晩飯を食べに伊東駅まで出てみることにした。
駅までは700m。街灯はまばらでほぼ闇夜。温泉街と言えど路地に入れば住宅街だ。わずかな月明かりで目が慣れてきたのか水面がサラサラキラキラと流れる川を短い橋で越え、闇にぼうっと浮かぶ伊東松原八幡神社の鳥居を左に眺めた後、350メートル程進めば伊東駅前だ。パチンコ屋のネオンが品無く眩しい。

“入船”という居酒屋があるので入店。月曜日だからか客はオバサマ三人組と外国人男性一人のみ。



定食も提供している店なので軽く飲んでからメシにしようと思い静岡ビール(サッポロ)と静岡おでんを注文。静岡おでんとは黒の濃い出汁が特徴らしい。黒はんぺんなるもの(鯖とか鰯の青魚を皮と骨ごとすりつぶきたもの)が歯ごたえもよく美味しかった。
そうしているうちにラストオーダーになってしまった。定食だと食べ終わるまでに時間かかるかなぁと思い、退店した。さて晩飯はどうしよう。
マックスバリュとセブンイレブンがあるので、明日の行動食の買い出しがてらおにぎりや唐揚げを買ってそれを食べた。もう眠たすぎなので風呂には入らずご就寝…
最終日
風呂にも入らず歯も磨かずに寝落ちしてしまったのでなんとも中途半端な目覚めである。今日は天城山登山ではないか、シャキッとしなくては。天気予報では今日の伊豆地方は降水確率0%の快晴だ。絶好の登山日和だろう。
…いやしかし面倒くさい。現在朝の5時半。計画ではすでに出発しているはずだが…まだ床にいる。動くのが面倒くさい。昨日の移動で疲れすぎたか、やはり移動が多いのは疲れてダメだなと反省。
もはや山に登らずサフィール踊り子乗れればそれでヨシでいいんじゃないか?なぞと思ってきた。否!それはアカンぞ!旅行には山登りを挟まなくてはなんとも締まりの無い消化不旅ぅ行になってしまう。このホテルは朝の5時から大浴場が開いている。とにかく目を覚ますのに風呂に入ることにした。
…♨️
……♨️
………♨️
やる気出てきた!素泊まり5,000円の宿の割には立派な温泉である。目が覚めた。予定よりかなり押しているが今から出発してもサフィール踊り子出発までの15:10までには間に合う算段。よし行こう。
結局旅館を出発したのは予定より1時間50分遅れての06:50。予定通りなら下山後に伊東の東海館で喫茶でもしようと思っていたが、サフィール踊り子のためこれを削ればよい。伊東園ホテル別館第2駐車場から伊東修善寺線→遠笠山富戸線をグネグネと登り高度を上げる。だいぶ山の中に入ってきているはずだが、いたるところに”別荘”だのなんだのという表記の建物があって登山口に向かっている感がない(登山口もゴルフ場の横なんだよな)。

07:35に天城縦走登山口(天城高原ゴルフコース)に到着。ノンターボのN-BOXではいささかパワー不足かなという印象。平地の街中なら何ら問題はない。

紅葉時期(実際にはだいぶ葉は落ちていた)なので混雑しているかなと思ったんだけどあれ、あんまり人がいないみたいでちょっと不安。まぁ大菩薩嶺のときのように伊東駅からのバスで団体がやってくるのかな、と思ったがそんなこと無かった。この山不人気?(伊東駅07:55→登山口08:50着)

ところでやはりスライドドアは便利だな。おまけに低床車なものだからフットフロアに腰を掛けてゆったりと靴紐を締め上げる事ができる。
ちなみにレンタカー屋からは「先日も登山のお客さんに貸したんだけど車内ドロ汚れで酷かったので気をつけてね」と言われている。登山靴ではアクセル&ブレーキペダルを踏む感覚がゼロに等しいのでいっそ土禁にした。

空気が冷たくピンっと張っている中、軽く準備体操してさて行くか。先日四十を迎えた俺だが「ついに初老かぁ…」と感慨深いが現代では六十からを初老というのが主流らしい。まぁとにかく怪我しないようにがんばるか〜。

ハイカー専用駐車場の眼の前にゴルフ場受付。登山口はどこにあるのだ?キョロキョロ👀とウロウロしていたらゴルフ場のスタッフに声をかけられ登山口は駐車場の向かいだと教えられた。サンキューオッジ!

確かに駐車場の眼の前にあった。だけどちょっと分かりづらくありゃしませんかね?

天城山はこの辺りの山々の総称なので、天城山という山頂は無く、最高峰の万三郎岳山頂が天城山山頂とみなされる。今回は登山情報サイト界隈で”初心者向き”と散々謳われているシャクナゲコースを時計回りに、万二郎岳→万三郎岳と登っていこう。ヤマレコでの平均コースタイムは4時間半ぐらい。俺の脚ならば5時間は見た方がいいな。

登山開始は07:44。
天城山登山開始
天気予報では快晴の予報なのだが空は雲だらけだ。前情報で万三郎岳山頂は木に囲まれているので眺望は無しと聞いているが、せめて山行中は景色拝ませてくれよナッ!
前日は雨降りだったようだがぬかるんでいるところも無く歩きやすい。08:04、万二郎岳と万三郎岳の分岐点である四辻に着く。

案内地図上、ここから左に進路を取って万二郎岳へ向かう。ほとんどゴルフコースに沿って登るらしい。さっさと出発。
しばらく歩くと
「ゥゥゥグルルル…」
(唸り声!?動物か!!近ひぃぃい…!!)
「ゥゥゥグルルル…ブィイイイーンンン!!」
ゴルフ場で芝刈りをしている機械のエンジン音だった。まじでビビるて勘弁して。
快晴の予報のはずがどこまでも続く曇り空。登山道からは一部開けた箇所からゴルフコースが見渡せるのみ。道に迷うようなところも無いし登りやすいっちゃそうかも。急に高度を上げるような登りが続くと山頂が近いのかなぁと思う。
08:48万二郎岳到着。

広ーい山頂だなぁ。いやぁしかしガスがかかっていて景色は全く見えないし、風も吹いていて結構寒い。小腹が空いたので昨日購入した行動食らをどれどれいただくか。カルパスにカロリーメイトにカロリーメイトゼリー。

そうしていると一名若い男性が万三郎岳方面からやってきた。薄暗く登山客が少なそうな山の中、人がいるだなんて大変嬉しい!
俺「ア,オハヨゴザイスッ…」
さぁ元気よくご挨拶できたところで再び出発。稜線まで結構下るなぁ。樹林帯なので天気よくてもこりゃ全く眺望は無いだろう。再び腹が減ったので堅揚げポテトをバリバリ食べながら進む(これ結構よかった)。稜線では風があり、雲のガスが目の前をこちらの谷からあちらの谷へ駆けていくのが分かる。運動中の身には涼しくてよい(止まると寒い)。
09:55万三郎岳(天城山山頂)到着!


なーんにも見えないヨッ!
山頂からはこの曇天を抜きにしても何も見えないだろう。再びカルパス・カロリーメイトと菓子パンを食べて出発した。長居すると寒い…
ここからが今回の山登りのハイライトだったと思う。コースタイムだけで見ると初心者向きだが、岩場・鎖場は無いが痩せた木道階段(浮いてるし…)、急斜面のトラバース(しかも道せまい…)、迷いやすいコース案内、と、初心者向きと謳っていいのかこれは?という印象。
ちなみに、俺は2度道迷いした。山登りで道迷いしたの初めてだぞ(山頂で出会った男性からも「この先迷いやすいので注意してね」と言われた)。いずれも少し進んで「なにか変だな?」と気付いたのですぐ戻れたけど、あのまま突っ込んでく人いると思う。

下山完了!

よっしゃ戻ってきたデッ!おっつかれチャーン!

07:44スタート12:01着なのでコースタイムは4時間17分。俺にしてはまずまずの巻き具合だろう。ほどよい疲労感である。山登りはこの登山口に戻ってきた瞬間が一番嬉しいなぁ。ちなみに今回の山行用に新たに購入したサロモン XA TRACKER GORE-TEXもいい感じだった(去年まで履いてたKeenのやつはボロボロなのだ…)。片足415gなのでミドルカットにしちゃ結構軽い?軽快でよい。
下山後
山登りは下山後に入るひとっ風呂も含めて完成されたアクティビティだと思う。浴槽にたぷっと浸かると湯の刺激がカフェインよろしく脳へポジティブに効く。この間に山行を回顧するととても楽しい。ニヤニヤしてくる。
伊東は温泉街だが街中の銭湯はあいにく火曜日定休のところばかり、旅館の日帰り温泉はオープンが15:00〜ばかり。そんな中、道の駅”伊東マリンタウン”はなんと05:00から日帰り温泉やっているという。しかもレストラン併設なので一石二鳥じゃないか。
登山口から伊東マリンタウンまでは約50分。13:30に到着。朝にグダグダした時間が効いている、地味に時間ないな?
朝日の湯シーサイドスパ
https://ito-marinetown.co.jp/seasidespa/
大人1,000円、広めの浴場、シャンプー・ボディソープ完備。道の駅駐車場の込み具合の割には全然人いない(月曜の昼だからな)。こりゃいいぞと思いパッと頭・身体を洗いサッと入浴。
食堂で注文したカレーをパパパッとかき込む。レンタカー返却時間(14:30)ギリギリ、急ぎ店舗へ向かう。ニコニコレンタカーは燃料給油もまとめて貸し出し店舗で済ませられるので良い。結局10分程はみ出し返却完了した。
伊東駅へ向かう。

14:50頃に到着。サフィール踊り子の出発が15:10なので20分ほど時間がある。駅中にお土産屋(伊豆中)があるので自宅用の土産を買った。お菓子と金目鯛パスタソース。金目鯛はニュージーランド産だった。
伊豆急下田からやってきたサフィール踊り子。カフェテリア車両に近いからと予約した5号車に乗り込む。すると乗務員が待ち構えているものだからびっくりした。キャビンへ入ると海側2列、山側1列で座席の前後左右にはゆったりしたマージンが設けられている。お陰でリクライニングがしやすいし、電動で現れるフットレストも相まってよく寝られそうだ(実際に寝た)。
カフェテリア車両でビールと一緒に何か食べようと思っていたのだが、これはなんと事前予約制であった!予約なんぞは全く頭の隅にも無かったのでカフェテリアを利用することが出来なかったのが悔やまれる。しかし事前にカレーを食べておいて良かったと思った。車内販売でビールを買った。

韮山反射炉と北条早雲が描かれた地ビールである。これは美味かった。途中、横浜・品川に停車。帰宅客を横目にリゾート列車の優越感に浸る。16:50東京着。

サフィールを惜しみつつ、山手線外回りに乗り換え浜松町、東京モノレールで羽田空港第2ターミナルへ向かう。羽田へのアクセスはやっぱりモノレールだな。京急は混んでるし時間もかかる。
18:50発のAir Do035便なので第2ターミナルのAir Do受付はどこなのだと、探したが一番端でソラシドエアと共有の端末だ。完全にすみっコだった。腹が減ったのでかけ蕎麦と天丼を食べる。お土産に”ひよこ”を買っていくと家族に約束していたので探す。定番の土産物なのでさぞデカい専用ブースで売っているのだろう、と思ったら何のことない土産物屋の一角にあるだけだった。
羽田の保安検査ではゲートを通過する準備が出来た者から荷物を流していくスタイルなので順番待ちの位置はあまり関係無かった。こちらもやはりスリッパに履き替える必要あり。

機材到着遅れとのことで出発が30分遅れた。

20:50新千歳着、雪が舞っている。寒そう…
JR・バスを乗り継いで帰宅は23:00前。ふぅ疲れたぜ…翌日も休暇を取っているのでゆっくりと休ませてもらおうか…
(チュンチュン…🐦⬛)
〜翌朝〜
子、発熱
fin🤒




