ゴールデンウィークは一週間長野へ旅立つ予定だ。ジャイアント・トランスと一緒に長野の富士見パノラマリゾートのMTBパークへ遊びに行くのだ。”一緒に”と言っても北海道から長野まで自転車に乗って行く訳ではないのでその点は悪しからず。
と言うわけで、初めて自転車を手荷物として航空機に持ち込むわけだが、そこら辺の手順がイマイチ分かっていない。という事情から今回はLCCの利用は避けて、JALを利用することにした。LCCの場合、何かトラブルがあった時に融通が利かなかったら困るし…(JALなら融通が利くのか?と言われても分かりませんw)
なので新千歳空港から今回は成田空港までJALを使用する事となったのである。長野行くのになんで成田?と思われるだろうが、この点は後の回顧録にて改めて記したい。
とりあえず荷物について調べてみる事にする。JALのホームページによると預け荷物の既定は以下の通りであった。
JAL 国内線 預け荷物取り扱い既定(抜粋) |
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50cm × 60cm × 120cm 以内(スポーツ用品については下の表を参照) |
一人20kgまで無料で預かってくれる(個数制限はナシ) |
20kgを超える手荷物の場合は、別途超過手数料が発生する (1kgあたり400円。荷物一つあたりの重量は32kgまで) |
一人あたり預けられる荷物の合計は100kgまで |
2016年4月19日現在
スポーツ用品の場合は、預けられるサイズを超過してもある程度までは大丈夫なようだが、航空機の種類によって許容されるサイズが変わるそうだ。
スポーツ用品の預け荷物サイズ既定 | ||
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機種 | 搭載可能な長さの目安 | |
773 | ボーイング 777-300 | 400cm |
772 | ボーイング 777-200 | |
787 | ボーイング 787-8 | 300cm |
767 | ボーイング 767 | |
738 | ボーイング 737-800 | 320cm |
734 | ボーイング 737-400 | |
E70 | エンブラエル 170 | 250cm |
DH4 | ボンバルディア DHC8-Q400 | 220cm |
DH3 | ボンバルディア DHC8-Q300 | 190cm |
DH1 | ボンバルディア DHC8-Q100 | |
CRJ | ボンバルディア CRJ200 | 205cm |
SF3 | SAAB340B | 200cm |
新千歳 – 成田間はボーイング737-800なので最大長320cmまで大丈夫とのことである。輪行バッグに収納された自転車であれば問題は無いであろう(たぶん…)
というわけでこれら荷物の規定をふまえて今回の長野旅行に合わせて考えてみる。トランスは先輩より借り受けた輪行バッグに詰め込むものとする。
輪行バッグの重量は約5kg。
トランスの重量はは約13kg
左のゴルフバッグみたいのが輪行バッグ
計18kg。
それからマウンテンバイクのギア類(ヘルメット、プロテクター等)も持っていかなければならない。これらは先日買ったMHWのダッフルバッグに詰め込んで重量は約7kg。
計25kg。
(゚д゚)アレ?
20kg超えてんじゃねーか!
つまりこのままだと5kg×400=2,000円の超過料金が発生する計算となる。往復で4,000円か!ウーム
そこでこんな方法もある
例としてヤマト運輸
宅急便で旅行先の営業所に送っておくという方法である。ヤマトしか確認していないけど、ヤマトは荷物の送り先の営業所で荷物を預かっていてくれるようであるので、現地に赴いた後、営業所で荷物を受け取れば良いのである。帰りはまた逆のことをすれば良い。
この場合、札幌から長野に荷物を送った場合の料金は100サイズだとして1,620円である。
であるけど、今回は全部航空機の預け荷物として持っていくことにした。ヤマトの情報は参考までにどうぞ。
自転車を輪行バッグに収納する
先輩から借り受けた輪行バッグにトランスを収納してみた。結構大変だったので手順を記録しておく。
自転車を収納する袋と言うだけあって、拡げるとかなりデカイ。
前後のタイヤを取り外して空気を抜いておく。同時にリアサスのエアも抜いておく。取り外したタイヤを専用の収納バッグに収めた。
ディスクブレーキのピストンが誤って出てこないように、パッドの間に何か挟めておく。フロントは専用のパーツがあったんだけどリアが見当たらない。なので厚紙で代用した。たぶん大丈夫だろう(雑)
リアディレーラーを大量のプチプチで保護した。
左右のペダルを外してバッグ内に収納する。
フロントフォークを梱包材みたいな物で保護しておく。
サドルも取り外して収納する。
しかしこのままだとハンドルバーが触覚のようでバッグ内に収まらない。なのでステムから取り外して収納した。バーの取り付け部品はジップロックに収納してバッグ内へ。
以上、完了!あー汗かいたわー。大変だな自転車の収納は。
一息ついたところで
おや?つまりディレーラーがこっち側ってこと?汗
と言うことなので、逆方向に収納してしまった自転車を一度取り出してディレーラーが注意書き面にくるよう再度パッキングし直しました。ああ疲れた…
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