縄文杉登山が”あれ”な理由は前々回のエントリーをご覧ください。
屋久島から鹿児島本土への移動日である今日は、高速船の出発時刻17時まで屋久島観光に勤しむことができる。昨日はまる一日レンタカーでの種子島観光に費やしたので体力は回復しているはずである。しかし日程的に宮之浦岳やモッチョム岳には挑戦できない。が、太忠岳なら登頂できそうだ。
太忠岳はヤクスギランドの北に位置する標高1497メートルの山である。山頂には米粒の形をした巨石がそびえ立っておりこれがまた凄い。登山道はヤクスギランドから入っていき、途中で太忠岳へ分岐するというものだ。
ででーん
やーくーすーぎーらーんーどー
安っぽい名前だけど屋久島の自然を満喫するならここでしょう。屋久杉とか苔とかいっぱいあるよ!
しかしヤクスギランドは行くまでが大変だった。縄文杉登山でも使用した荒川登山道までの山道をクルマで登っていかなければならないのだ(前日にレンタカー借りておいた)。詳しく言うと
[屋久杉自然館]→狭い山道(10kmぐらい)→[荒川登山道分岐(荒川登山道へはクルマでは行けない!)をヤクスギランド方面へ]→狭い山道(5kmぐらい)→[ヤクスギランド]
山道は狭いのでクルマとクルマのすれ違いは出来ません(何百メートルかおきに待避場所がある)。登山バスに出くわすとえらい怖い…行く人は気をつけてね。
それでは、太忠岳登山スタート!
7:15
ヤクスギランド入り口。
生い茂ってるわー。ヤクスギランドは30分・50分・150分といった感じにコースが用意されている。30分コースは歩きやすいよう整備されてるから普通のスニーカーでも大丈夫そう。でも150分コースは完全に登山道。太忠岳登山口へは150分コースを行く。
7:50
太忠岳分岐到着。小休止す。
8:00 太忠岳山頂へ向けて出発。
登山道は木の根で覆われている箇所が多くて脚が引っかかったりするけど、特別歩き辛いというわけでもない。それよりここまで他の登山者ゼロ。人気ないのかな…?
雨が降った次の日なんかはヤマビルが出るらしい。幸い、前日も前々日も晴れだったのでヤマビルに遭遇することはなかった。
ロープ場も何箇所かあり
岩の下をくぐり抜けて
最後のロープ場を登りきると
これが
太忠岳山頂の巨石だー!
到着時刻9:48で約2時間30分ってとこでしたー。
ちなみにこの右の垂直な部分が巨石の部分です。真上を見上げないと巨石の先が見えません!
遠くに見えるのが安房の街です。
安房の商店「しいば」で買ったコロッケバーガーで腹ごしらえ。商店内のパン工場で作ってるんだってー。
※参考:屋久島町「しいば」|鹿児島県REPORTS(Tokyo FM)
その後、男女二人組みの登山客がやってきた。話を伺うと地元の方だそうだ。チーズとチョコレートもらっちゃったー♪
10:20 下山開始。
変なきのこ
鹿も登場
で、12:50
戻ってきたぜー!
太忠岳登山コース
ヤクスギランドも太忠岳も全然人がいなかった(山頂で出会った地元の方のみ)。屋久島の自然を満喫するなら縄文杉より断然こっちだね!山頂の巨石マジぱねぇよ!
その後、17時15分発のトッピー・ロケットに乗って鹿児島へ渡る。天文館近くのシティホテルに宿泊した。
あー疲れたわー。おやすみなさい。
最終日
レンタカーを借りて指宿へ向かった。
砂むし風呂。かなり温まるね!
日本百名山99番目の開聞岳。いつかは指宿に泊まって登りに行きたいね!
ちょっと変わった神社、釜蓋神社という。
この蓋を
頭に載せて
鳥居から賽銭箱まで歩くといいことがあるみたいだね!(曖昧)
というわけで、これにて全行程終了いたしましたー。
帰りは鹿児島空港から中部国際空港(名古屋)を経由し新千歳へ戻る。セントレアはとてもきれいな空港でした。
宮之浦岳やモッチョム岳や開聞岳、まだまだ遊び足りない鹿児島だった。またいつか行ってやるぜ!
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