every new beginning comes from some other beginning's end だなぁ

縄文杉でも見に行ってみよー!屋久島滞在二日目

前日、タクシーの運ちゃんに

「縄文杉じゃなくて宮之浦岳行け!宮之浦岳に!」

と激烈なオススメを受けたものの、せっかく屋久島に来たのでちょっくら縄文杉でも見に行ってみましょうかねーと言うのが屋久島滞在二日目のスケジュールである。てかこっちが本来の目的だし!忘れるなし!

しかし手軽に「ちょっくら見てくっかー」と言って見られるものじゃないのだ縄文杉は。タクシー?レンタカー?観光バス?山岳鉄道?いえいえ

往復22キロを徒歩で行く

のだ。ま、登山って言うぐらいだからね。

参考タイムは往復で10時間。登山口である荒川登山口までは縄文杉登山専用バスで向かわなければならない(一般車は通行禁止)。登山バスの最終は18時、これを逃すと「野宿になるわよ」と宿の女将さん。

[民宿ひまわり]→徒歩→[バス停:牧野]→まつばんだ交通→[屋久杉自然館]→登山バス→[荒川登山口]

と言った流れ。[バス停:牧野]から4時40分発の屋久杉自然館行きバスに乗り込むため民宿を4時20分に出発。

DSC08765

まだ月があんなところに。稜線が月光に照らされ少し不気味。

牧野から屋久杉自然館までは運賃210円。定刻から10分ほど遅れてバスがやってきた。こんな時間だというのにすごい人が乗っている…ってみんな登山客だなこりゃ。

屋久杉自然館で荒川登山口行きバスを待つ。ほとんどが若者である。

DSC08769

もちろん一度に一台のバスに乗り込める人数じゃないのでバスが一台やってきてはそれに乗り込み、そして次を待って(40分ぐらい)また乗り込むのだ。

うねうねした山道を50分かけて荒川登山口へ向かう。眠いしバスは狭いしで乗り物酔いしそうだ。

DSC08771

DSC08773

6時25分、縄文杉へ向けてしゅっぱーつ!

 
が、しかし

DSC08785

人が多い…

登山口から8.5kmはトロッコ道を歩いていく。枕木の間隔が微妙に歩幅と合わないためとても歩きづらい。おまけに人が多いため自分のペースで歩けないし休めない…

DSC08781

この道が延々8.5km続くわけだ。とても単調な道だから色々な考えが巡ってくる。

「XC60や320iツーリングを買う金を考えるとスバル・レヴォーグの最上位モデルが買えてしまう。それに300馬力もあるんだぜレヴォーグは。しかし顔がイヤなんだよ。S4の顔で出してくれたらよかったのにさぶつぶつぶつ…」

 
登山口から約2時間でトロッコ道は終わり。

DSC08813

トロッコ道終点手前

ここより先は本格的なトレッキングが待っている。道が険しくなるのだ。

その前に腹ごしらえをしておく。宿で注文しておいた”山弁当”である。

DSC08815

おにぎり二個におかずが数個。朝からおにぎり二個は食べれなかったので相方に一個あげた。

トロッコ道終点では給水ポイントがあるので(橋を渡ってすぐ右手にホースから水が噴出している)忘れずに水を汲んでおくこと。俺は「まーだいじょうぶだべwww」と余裕こいていたら終盤水が足りなくなってハラハラした。

 
9時ちょうど、縄文杉へ向けてトレッキングを再開。

 
が、やはり

DSC08818

人、大杉…

ここからはハイライトをぽんぽんと。

ウィルソン株

DSC08825

株の中から空を見上げると

DSC08822

ハート型に見えるのだ。スマホの待ち受けにすると女子力アップ!

DSC08837

縄文杉!?

DSC08842

じゃなくて大王杉でしたー。

そしてトロッコ道から1時間30分歩いていよいよ

DSC08833

じゃーん

DSC08835

はい、これ縄文杉ね。こんな写真しかなくてすまんな。見物客が引っ切り無しにやってくるのでゆっくり写真も撮れんのだよ。

登山口から縄文杉まで約4時間30分(休憩込み)。しかし縄文杉は10分も見れなかったw

っていうか縄文杉は本体保護のため柵が設けてあり近くまでよれないので、迫力で行ったら大王杉の方が数倍上である。

また1時間30分かけてトロッコ道まで戻る。昼飯を食べる。

DSC08849

水を補給し、再び8.5キロのトロッコ道へ進入していく。

DSC08851

森ー!!

DSC08852

長ー!!

DSC08857

猿━(゚∀゚)━!!

橋の先に猿の大群が見えてちょっとびびったけど近づいたら静かによけてくれたのでよかった。それより橋の真ん中にでけーう○こしてやがった。危なく踏むところだった。

と、特に突出する出来事もなく14時40分登山口に戻ってくる。休憩込みでも8時間20分で戻ってきた計算だ。しかしすでに登山口には帰りのバスを待つ登山客が大勢いた。休みなしの山行だったのか、みな健脚であるなぁ。

 
宿に戻り着替え、尾之間温泉へ向かう。入浴料200円の風呂へ入りに行くのに交通費1180円(バス往復)払って行くのだ。

IMG_20140909_180509

地元民御用達といった雰囲気の銭湯。シャンプー等はもちろん無し。さらには洗い場が三つしかないので

“シャワーは洗髪のみ。身体は浴槽の湯を使って洗うこと”

というルールが存在する。浴場に進入するやいなや浴槽横にどかっと座り身体を洗い始めると通っぽく見えてかっこいいぞ。

 
晩飯はモスバーガーにした。

DSC08863

やはりモスは美味しい。屋久島でモスバーガー食べられるとは感激である。

ハンバーガーもう一個ぐらい追加してもよかったな…というのが今日の主な反省点だろうか。

 
荒川登山口から縄文杉

距離が長く単調。人が多すぎて自分のペースで登れない。おまけに縄文杉もゆっくり見られない。

うん、一生に一度見られれば満足ですね。

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です