every new beginning comes from some other beginning's end だなぁ

無意根山に行ってきた

東京での研修から帰って来た次の日の土曜日、狸先輩とタイからの留学生(っぽく見える日本人)との三人で無意根山に行って来た。

俺は研修の最終日に風邪を引いてしまい、体調は芳しくはなかった。山行当日は朝からとてつもない喉の痛みで一時は山行取りやめも考えたがしかし天気が万全に良いので行くことにした。結果、行って良かった。間違いなく札幌近郊で一番の山だと思った。

タイ君に車を出してもらい無意根山の登山口へ向かう。薄別コースから登るため、国道230号線から定山渓温泉を超えさらに豊平峡温泉を少し超えた所に「無意根山登山口」と書かれた看板があるので、そこから林道へ進入する。

230号線から入ってすぐに車の進入を防ぐためのゲート(第一ゲート)がある。通常はこれに鍵がかかっており通過できないが、石狩森林管理署に林道通行の申請をすると鍵を開けるための番号を教えてもらうことができる。

この先は林道が約3.4km続くため徒歩なら1時間はかかる。無意根山登山にはこのゲートの車での通過は必須であろう。

石狩森林管理所

http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/apply/nyurin/kisei/191010muine.html

第一ゲートから林道を車で約15分走り終えると駐車場である。

10〜15台は止められそうだ。

登山口へはここからさらに先、第二ゲートを超えて徒歩20分程行ったところにある。第二ゲートも開錠すれば車で進入可能であるが、それは関係者(山小屋管理者等)のみ開錠番号を知ることができるとの事で、一般登山者はこの駐車場までという事だ。

しばし林道歩きが続く(20分ぐらい)

登山口には数台車が止まっていた。山小屋の管理を委託されている人たちとのことだ。

小屋にて登山届けに記帳。

8:40AM山行開始!

落ち葉は綺麗で良いんだけど滑るので注意が必要だ。山道は泥混じりの粘土状のものがほとんどで、ゲイターを装着した方が良いと思われた。

雪がちらほら見受けられる

登山口から40分程(コースタイムでは1時間か)行ったところにある小屋「無意根尻小屋」までは何て事ない穏やかな山道である。

大蛇ヶ原湿原まで来ると小屋はすぐそこだ。

ここまではサクサク進んで約40分程であった。ここからは尾根に向かっての急登が続く。

木製のハシゴがかけられているが、雪が被さっていて滑って危ない。木々の幹も微妙な角度でハシゴに覆いかぶさっていたりしてちょっと気を使う。

一度尾根に上がりそこからも暫し急登が続くが、そこから眺める稜線は素晴らしいものであった。

こちらより眺める稜線はつるっとした風に見られるので、遮るものの無い楽な稜線歩きを期待したが

実際はこんな感じ。無意根山名物”ハイマツトンネル”である。かがんでも通りにくい所もあったり足元ばかり見ていると枝に頭を強打するしおまけにこいつに降り積もった雪が通過する度に身体に引っ付いて着衣を濡らすしもう大変だ。

そしてやはり稜線、風雪の強さを感じさせる樹氷が見られた。

ハイマツトンネルをしばし行くと山頂である。

が、ここよりもう少し行くと展望の開けた場所に出ることができる。

着いた!10:50AM着!林道歩きも入れると約2時間50分ってところかな。

それにしても羊蹄山まで見渡すことができるとはスバラシイ~

晴天で風も無かったので50分ほど休憩した。

溶けかけの雪で濡れた木道は滑るので下りはより慎重に下った。無意根尻小屋までは約1時間であった。

登山届けを記帳した登山口までは尻小屋から約40分。

無事に戻ってまいりました。

しかしさらに駐車場まで林道歩きがあるので、プラス約20分。結局のところタイムは

  • 登り 2時間50分
  • 休憩 50分
  • 下り 2時間10分

でした。

この無意根山、間違いなく札幌近郊No.1の山であると思いました(ちなみに札幌近郊最高峰です)。なんで今まで行ってなかったかな〜。

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