土曜日に定山渓天狗岳(略して定天)に行ってきた。北海道百名山及び北海道の百名山に選定されている標高1144.5メートルの山である。急登や切り立った岩壁を登る箇所があるので札幌周辺の山の中では登山レベルは高い方であろうと思われる。
まさに『山』
北海道の10月はすっかり紅葉である。そんな時期であるから定天の駐車場は盛況であり、わたしの車は路上駐車することとした。
登山開始
駐車場から登山口まで林道を30分程度歩かなければならない。林道には鍵がかかるゲートが設置されているため徒歩で行くしかないのだ。
それにしても紅葉が見事である。
30分歩いて登山口着。9:00ちょうど登山開始。
登山道はダラダラとした登りではなく、終始何かしらの障害が待ち構えている。橋のかからない沢を渡ったり(幅1~2mのが6箇所程。防水シューズ必須)、50~70°の急峻なロープ場を登ったり(3箇所程)と、まったく飽くことのない山である。
第一の難所。水に濡れてて危ない。
第二の難所。土が柔らかくて危ない
キツい登りが続く
山頂が近づくにつれ、土が水分を含んで柔らかくなっている。おそらく積雪が溶けたためだろうと思われる。困難の多い定山渓天狗岳、極めつけは山頂間際のロープ場である。斜度70°近くはありそうな岸壁をロープ一本を頼りに登っていかなければならない。さらに岸壁が湿っており滑りやすい。初めにロープを担いで登山道を開拓した者は大したものだと思った。
登山開始から2時間15分後の11:15
山頂に到達した。
景色が素晴らしい。
山頂から少し下ったところで昼飯を食べ下山を開始する。当日は晴天で紅葉まっただ中の休日であったため登山客が多い。このような日は山頂間際の急登では渋滞が発生する。これは一人ずつ慎重に下らなければならないためなので仕方が無い。
約2時間ほどで登山口まで降りてきた。しかしここから駐車場まで約30分も歩かねばならん。
久しぶりの登山でこんなにもキツい山行だったので筋肉痛が即日であった。今月三十路を迎える者にしては上出来であると思う。
次の日
昨日の疲れが取れているかどうか怪しいが、マウンテンバイクを乗りに山へ向かう。昨日は登山後に焼肉を食べ酒を飲んだ。大した量は飲んでいないと思われたが定天の疲れからか珍しく二日酔い気味である。
久々のTrance 27.5
「マウンテンバイク用に」と購入したスミスのSWINGを初めて装備。今年の5月に購入した物だ。5月だぞ5月。
最後の最後でずっこけて耳の付け根と脛から出血した。
しかしとても楽しかった。疲れたが。
おまけ – 定山渓天狗岳の駐車場への行き方
1.札幌から向かう場合、定山渓温泉に入る手前の最初のトンネルを越えたところの信号を右折する(朝里方面)
トンネル
右折
2.右折後しばらく直進。豊羽鉱山方面へ右折する
豊羽鉱山方面へ右折
3.あとはひたすら山道を進むと右手に駐車場がある
鉱山があるからなのか道が狭い割に大型車の往来が目立つ。駐車場までの運転や路上駐車をした際はこれら車に注意されたし。
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