道営野塚野営場ってのは積丹半島の先っぽにある、砂浜に面したキャンプ場である。駐車場はキレイに整備されてるしトイレも水洗だし水場も備え付けられてるし、こんなにサービスが良いのになんとサイト使用料が
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素晴らしい。上手く行けば夕日が見られるかも…ってことで炊飯の練習を兼ねてキャンプに行ってきたぞ。例に漏れず今回も一人キャンプである。
午後2時半に自宅を出発。今回は晩飯・朝食ともにしっかりと調理をしたかったので途中、小樽のスーパーマーケットで食材を買い込んだ。小樽から札幌方面の道路はめちゃ混みだ。積丹に向かう道路はそうでもない。快適に進んで行く。
6時にキャンプ場に着く。想像していたより遥かに人が多くてちょっと気後れする。
「この集団の中で一人キャンプは目立つよなぁ…」と、とりあえずサイトを端から端まで眺めていくと、ソロキャンパーもちらほらいるではないか。という訳で集団サイトから少し離れたサイトの隅っこを陣取ることにした。
ちなみに上図の写真は全て朝方に撮影したもの。前日の夕方は
テントから夕日が見えたんだよ。感動的だよ。
隣にテントを張っていたソロのおじさんに声をかけられる。彼はもう2週間もこのキャンプ場にいるらしい(本人談)。どうやら飲食店を営んでいるようで店は従業員にまかせっきりなのだそうだ。色々と気にかけてくれてとても人の良い方だった。
見知らぬ人と交流できるってのが一人旅の魅力なんだろうなぁと思った。これはクセになる感覚だ。
晩飯は米を炊いて豚肉の生姜焼きにした。今回はクーラーボックスに材料やら調味料をたんまり仕込んできたのだ。
嘘です。すっかすかです。ていうか一人キャンプで35Lのクーラーボックスは大きすぎだ。食材は現地調達すれば保冷剤もいらなくなるからもう少しコンパクトに出来そうである。10~15Lくらいの容量で十分かもしれない。
水はプラティパスに入れて持ってきた。
こんな感じで注げるので便利だけど、別に普通のペットボトルでもいいやーとも思う。使い終わったらクルクル丸められるタイプのサーバが欲しい。
生姜焼きはこんな感じ、とても美味しかった。米については…かなり固い。これはいわゆる失敗である。でもまぁ食べられないことは無いし、生姜焼きのような味の濃いものと一緒に食べればあまり気にならない。が、人前に出すにはもう少し鍛錬が必要である。
その後職場でお世話になっている業者の方も野塚野営場に来ていることが分かったので
キャンプファイアにお邪魔した。火の揺らぎってのは同じパターンが無いからいつまでも見ていられる(気がする)。2時間ほどお邪魔して自サイトに戻った。
朝食時にも炊飯を行う。
朝食の定番、ウィンナー+カリカリベーコン+目玉焼き。美味そうだー。
家にいる時より充実した朝食だ。肝心の米は昨日よりは食べやすく炊けたが何となく粉っぽい。これはもう少し練習した方が良いようだ。ちなみに味噌汁はインスタントだ。
味噌汁を自作するならストーブはもう一基あった方が調理が捗るかな。
帰りは積丹温泉”岬の湯”に浸かってきた。かなりしょっぱい温泉だった。
今回のキャンプ、ちょっと荷物が多すぎたような気がする。もうちょっとパッキングを煮詰める必要がありそうだ。クルマだからって何でも持って行っちゃあ面白みが無いもんな。
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