every new beginning comes from some other beginning's end だなぁ

八甲田山登山前日。札幌から青森に移動してキャンプをしてみる。ねぶたもアリ!

本当に青森まで行ってキャンプをして八甲田を登って無事に帰ってこられるのか。二日後の朝にまたこの家にいるというイメージが全くできない。こんな旅らしい一人旅は初めてだ。スーツケースでちょいと東京に出張とは訳が違う。

「青森へ登山に行くんだ」と言うとたいてい

「恐山にでも行くのかい?」と言う。それは下北半島だろう。

「八甲田山だよ」と言うと

「高倉健と北大路欣也のあれかい?」と言う。

「それは冬の話だよ。夏は大丈夫さ」と言うが内心ちょっと不安。なんせ日本百名山。なめてかかっちゃあいかんだろうし。

 
札幌駅7時30分発の北斗4号で函館へ向かう。北斗4号は”スーパー北斗”と違ってただの”北斗”だからスーパーよりも古い機体なのだ。この北斗、乗り心地がとにかく悪い。カーブへの進入時、脱線するんじゃないかと思うぐらい左右に揺さぶられる。先々週に乗ったスーパー北斗はそんな事無かったのに。振り子式じゃないとこうも違うのかと思った。

函館駅からは特急白鳥22号に乗り換える。こちらも頭に”スーパー”が付かない機体だ。でも乗り心地は悪くなかった。ディーゼル(DC183系)とモーター(785系)の違いもあるのだろうか。

13時23分青森着。ねぶたのサマーキャンプ場はフェリー乗り場の近くだ。駅の地図で場所を確認して徒歩で向かった。

青森駅から約3kmってとこかな。普通なら30分も歩けば付くんだろうけど

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この装備…

重さはまだ良いのだ。問題はザックにぶら下がってるテントだ。歩くたびに前後に揺れ、前に進む力を打ち消そうとしやがるのだこいつは。明らかにこの装着方法は失敗である。もっとガッチリ固定できる方法を考えた方がいい。

ダラダラと50分かけてサマーキャンプ場に到着。どんな雰囲気なのかなー?

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おおー!全国からライダーが集まってきているようですごい数のバイクであります!俺も来年はバイク(原付)でぜひこの中に…

炎天下の中にテントを設営すると蒸し暑くて敵わないので木の陰になってる所を見つけた。

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できたぞー!

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見ろこの汗の量を!青森はすごい蒸し暑いのだ。

ところで周りに誰もいないんだけど皆どこに行ったんだろう。せめて隣のテントの人に挨拶しておきたかったのに。

サマーキャンプ場のすぐ裏にスーパーマーケット”マエダストア”があるから食材・飲料の調達には事欠かない。しかも夜11時まで営業だ。気が利いてるぜ。

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マエダストアでクレープとお茶を調達し、テント内でしばしまったりすることにした

が!

この、テントを張った場所なのだが

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なんかトゲトゲしてる

マット越しにも背中に刺さってるのがわかるぞwwwダメだこの場所なんとかしないとwww

と、思ってもテント張っちゃったし暑いしでガマンすることにした。ミニマリストパッドは薄いからね、こういう場所にはちょっと敏感。テントに穴が開かないかかなり心配。

 
16時半ごろ、晩飯と風呂へ行こうとサマーキャンプ場を後に青森駅へ向かう。晩飯は先輩オススメの”ラーメン麺雅”で和風ラーメンを食べた。

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美味い!マジで美味い!チャーシューやばうま。めっちゃ美味い。また来たいと思った。

ラーメンを食べて”青森まちなか温泉”で汗を流し終えた頃には、ねぶたの開始時刻19時であった。

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画になるねぇねぶたは。太鼓や囃子、ラッセラーの掛け声と相まって凄まじい迫力だった。

ねぶたを見ながら街中を歩き回っていたので足が痛い。面倒くさいので青森駅からサマーキャンプ場までタクシーを使った。1500円くらいだった。

明日のために早く休まないと…そう思っても”地面のトゲ”が刺さって横になり辛いし、すぐ横が交通量の多い道路でクルマの音がうるさいし、さらには俺のテント周りは一つのグループだったらしく、団体が深夜まで宴会やってるしで全然寝られない。こういう時に限ってiPod持ってきてないしで散々だこのキャンプは…と後悔しつつ寝ては起き寝ては起きを十回ぐらい繰り返しようやく朝を迎える。

と言った具合で、いまいち体力が回復しないまま八甲田山登山を迎えるに至ってしまったのである。続く。

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