every new beginning comes from some other beginning's end だなぁ

スマホの利用料金、もっと安くならないか計算してみた。

スマホの料金に不満のあなた!これからはガラケー+SIMフリー端末の時代ですよ。こちらの記事も一緒にどうぞ。

スマホをやめてガラケー+タブレットに

僕はいまauでスマホを使ってるんですが

au契約期間:76ヶ月目
使用機種:IS05
機種利用月数:24ヶ月目

※2013年8月現在

こんな感じで使ってます。2年前の7月に現在使っているIS05にケータイから機種変更して「月額高くなっちゃったなぁでも便利だからまぁいっか」的な感じでダラダラ使ってきたんだけど

ちょうど先月機種変更してから2年が経過、auのキャンペーン割引(毎月割みたいなもの?)が終了して月額利用料がさらに高くなってしまって、さらに9月はちょうど2年縛り割引の更新月(誰でも割)ということもあり、スマホの月額利用料の見直しをしてみることにしました。

僕の今月(2013年8月)の利用料はこんな感じです

基本使用料 980円
パケット使用料 5460円
インターネット接続料 315円
通話料 0円(無料通話内で収まっているため)
ユニバーサルサービス料 3円
指定通話定額 390円

と…7148円かかっています。この月額料がもう少し安くならないかちょっと考えてみます。

機種変更の場合

au

4G・LTE対応のhtc J oneに機種変更した場合で考えてみます。

htcjone

検討するのは基本料金・パケット通信費・オプション・本体代金の4つです。

まず基本料金ですが、auの4G・LTE対応の基本料金プランは一つしかありません。

LTEプラン 980円(誰でも割適用時)

次にパケット通信費。4G・LTE対応のパケット割引プランはこれも一つのみ。

LTEフラット 5985円
LTE NET 315円
端末をネットにつなげるための料金。必ず必要

次にオプションです。よく電話をかける相手がいる場合、au通話定額24・通話ワイド24・指定通話定額・指定割の4種類の割引サービスから選んで設定します。

au通話定額24 500円
すべてのauスマートフォン/auケータイへの国内通話が24時間無料
通話ワイド24 980円
どこへかけても国内通話が24時間半額
指定通話定額 390円
指定した3件までのauスマホ/auケータイ宛の国内通話料が24時間無料
指定割 315円
指定した3件までのau携帯電話/一般電話/IP電話への国内通話料、テレビ電話が半額

僕は1カ所だけ指定できればいいので指定通話定額を設定します。もちろん無料の通話アプリ(SkypeとかLineとか)を利用できる人はそちらを使ったほうが安上がりです。

ここまでを合算しますと…

7670円!

おっと、端末代金を考慮するのを忘れてました。htc J oneを購入したらどうなるか?という話でした。auのホームページによると現在のhtc J oneの価格は

一括払い / 割賦支払い総額 分割払い(24回)
初回 2回目以降
機種代金 50,400円 2,100円 2,100円
月々のご利用料金からの割引額 最大24ヶ月間の割引総額 24ヶ月ご利用いただいた場合の実質ご負担額
1,470円 35,280円 15,120円
※毎月割を適用した場合

ふむ…

どういうことかよく分かりません(´;ω;`)

だいたい毎月割ってのはなんなのですか?

毎月割

新規契約・機種変更 (端末増設) 時に、指定のパケット通信料定額サービスにご加入いただくと各種割引サービス適用後の月額基本使用料 (LTEプラン除く)・国内通話料・国内通信料・オプション料 (安心ケータイサポートプラス、安心ケータイサポート除く) の合計額から割引します

auホームページから

つまり上記htc J oneを例にしますと、端末の価格は50400円だけども月額利用料から1470円割引することで端末が15120円で買えちゃうよ!っていう割引なのだそうです。

ただしこの毎月割には注意点がありまして…

auスマートパス(月額390円でアプリ取り放題のサービス)に加入していない場合、毎月割の割引額から315円差し引かれる

なん…だと…?

つまり75円でスマートパスに入れるんや!やったー!

というよりもこのauの金の亡者っぷりを注目されたし!!なんとまぁいやはや…

これらの条件(auスマートパスに入らない)を考慮して再度月額利用料を計算しますと8615円。端末を一括精算したとしても6515円です。うーむ…

auでiPhoneに機種変更した場合

iphone5

auスマートパスに入らないと割引額が減ってしまう毎月割ですが、これはアンドロイドの場合のみでなんとiPhoneには適用されないのです。iPhoneならアンドロイドより安くなるかも…的な期待を込めて計算してみました。

まず機種変更の場合のiPhone5の料金は以下のとおりです

機種変更
16GB 32GB 64GB
iPhone 5 機種代金 分割支払金(支払総額現金<割賦>販売価格) 2,140円×24ヶ月(51,360円) 2,570円×24ヶ月 (61,680円) 3,000円×24ヶ月 (72,000円)
毎月割月額(2年間総額) -1,750円×24ヶ月(-42,000円)
実質負担額 9,360円 19,680円 30,000円

iPhoneの場合はご親切に「料金シミュレーター」なるものがauのiPhoneページに用意されていましたのでこれを利用して料金を計算してみます。

以下の条件で見積もります

購入希望のiPhone5の容量 16GB
契約方法 機種変更
下取りプログラム なし
機種代金 2140円×24ヶ月
毎月割 -1750円×24ヶ月
料金プラン LTEプラン 980円
インターネット接続サービス LTE NET 315円
パケット通信料定額サービス LTEフラットスタート割 5460円
割引 auスマートバリューは無し
オプション 指定通話定額 390円

これを計算しますと…

7535円!

となり、htc J oneを買うよりも安くなることが分かりました。やはりiPhoneはアップルから厳しい販売ノルマをかせられてる分、ユーザ獲得のためにアンドロイドよりも料金面で優遇しているようですね。LTEフラットスタート割なんてアンドロイドにはありませんもの。

いっそ他キャリアに変更したらどう? ― ソフトバンクにMNPで移った場合

softbank

これまではau→auの流れについて確認してみましたが、auから他キャリアに移った場合も考えてみようと思います。というか最近は2年ごとにキャリアを変えたほうがお得という流れなのですよ実は。各社新規の顧客獲得に躍起なもんですからMNP専用の割引ってのが多いんですよね。逆を言うと既存の顧客を大事にしていない、そこんとこもうちょっと考えて欲しい気もしますが。おそらく携帯電話会社同士で何かしらの了解があるのだと思います…

MNPでSoftbankのアンドロイドに機種変更した場合

206SH

Softbankの最新アンドロイド端末AQUOS PHONE Xx 206SHにMNPした場合の金額を計算してみます。これもSoftbankのホームページに料金シミュレータがあったのでそちらを利用しています。

契約方法 のりかえ
機種代金 3780円/月
料金プラン ホワイトプラン 980円
インターネット接続基本料 S!ベーシックパック 315円
パケット定額サービス パケットし放題フラット for 4G 5985円
オプションサービス なし
ケータイ購入者向け通信料割引 月月割額 -2200円/月
のりかえ専用月月割 -1580円/月
お得なプログラム・キャンペーン なし

これを計算しますと7280円となりました。通話定額系のオプションは用意されていないので、これにプラスの通話料に気をつけないといけないですね。

MNPでSoftbankのiPhoneに機種変更した場合

iphone5

ご希望の商品 iPhone 5 16GB
契約方法 のりかえ
機種代金 24回払い 2140円/月
料金プラン ホワイトプラン 980円
インターネット接続基本料 S!ベーシックパック 315円
パケット定額サービス パケットし放題フラット for 4G LTE 5460円
オプションサービス なし
ケータイ購入者向け通信料割引 月月割額 ―2140円
お得なプログラム・キャンペーン なし
その他の割引 バンバンのりかえ割り ―980円
のりかえサポート―875円

これを計算しますと

4900円!安い!

SoftbankのiPhone安いっすねぇ。いいですねぇ。

いっそ他キャリアに変更したらどう? ― ドコモにMNPで移った場合

080416_1

ドコモはiPhoneを発売していないのでアンドロイドだけの比較となります。ドコモの最新機種で「ツートップ」の一角、Xperia A SO-04EにMNPした場合を考えてみます。

SO04E_White_L1

ドコモも端末代金を割り引くサービス「月々サポート」なるものを用意しています。この月々サポートを適用した場合のXperia A SO-04Eのお値段はというと

①商品代金 一括払い(現金販売価格) 分割払い
78,120円(税込) 頭金 0円(税込)
分割払金(支払回数/支払期間) 24回払/26カ月 3,255円(税込) 12回払/14カ月 6,510円(税込)
支払総額 78,120円(税込)
② 割引(月々サポート)
毎月の割引 3,255円引(×24ヶ月)
最大割引 78,120円引(税込)「毎月の割引額 × 24ヶ月」
実質負担金 ①-② 一括払い/分割払い
0円(税込)

つまり端末料金はタダになります。これを考慮して月額料金を計算しますと

基本使用料 タイプXi にねん 780円
パケット定額サービス Xiパケ・ホーダイ ライト 4935円
インターネット接続基本料 spモード 315円
オプションサービス なし
機種代金 0円
割引サービス お乗り換えスマホ割 -780円(ただし1年間のみ)

1年間の月額利用料金は5250円、2年目からは6030円となりました。うん、やっぱり僕の場合au内で機種変更するより安くなりますね。

いっそ他キャリアに変更したらどう? ― イーモバイルにMNPで移った場合

emobile

Docomo、au、Softbankの3社の陰に隠れてしまいがちなイーモバイルですが、こちらも携帯電話の通信事業会社だということを忘れてはいけません。イーモバイルは機種によってはSoftbankの3G回線を使えるので、イーモバイルだからと言ってエリアが狭いという問題はなさそうです。

Softbankの3G回線を使えるARROWS S EM01FにMNPした場合の料金を考えてみます。

em01f

機種代金は

一括払い 63000円
24回払い 1ヶ月の支払額
2625円
月額割引-S
-2100円
割引適用後の1ヶ月支払額
525円
総額
12600円

参考:Impress

基本料金等は

基本使用料 4G-Sプラン 980円
パケット定額サービス データ定額3-S 4935円
インターネット接続基本料 EMベーシックパック-S 315円
オプションサービス なし
機種代金 525円
割引サービス 4G-Sスマホ割 -980円
データ定額得割 -1055円

合計は4720円となりました。Softbankの回線でしかもハイスペックなスマホを使えると考えると割安と感じる値段ですね。

しかし!

イーモバイルではさらに安く使えるスマホがあります。それがこれ、STREME Xです。

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このSTREME Xは端末代金が実質無料で、インターネット接続基本料であるEMベーシックパック-Sへの加入も必要ないので、各種割引を使用した場合の月額料金はなんと3880円となります!安い!しかもSoftbankの回線が使えます。

ただし、Softbankの「プラチナバンド」は利用対象外なのだそうです。それもあってか機種の評判が微妙なのですよね…STREME Xのレビュー(イーモバイルのサイトへ)

いっそ他キャリアに変更したらどう? ― ウィルコムにMNPで移った場合

willcom

ウィルコムは携帯電話の会社ではなく、PHSの通信事業会社です。それでも一部の端末ではSoftbankの回線を使うことが出来るのでPHSのエリアの狭さに悩まされることはなさそうです。

Softbank 4G回線対応のDIGNO DUAL 2で料金を計算してみましょう。

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一括払い 71280円
24回払い 1ヶ月の支払額
2970円
W-VALUE割引
-2280円
割引適用後の1ヶ月支払額
690円
総額
16560円

基本料金等は

基本使用料 ウィルコムプランLite 980円
パケット定額サービス 2980円
インターネット接続基本料 315円
オプションサービス なし
機種代金 690円
割引サービス MNPキャンペーン割引 -1000円(6ヶ月間)

計算しますと4965円(6ヶ月間は3965円)となりました。うーん、あんまりお得感を感じないですね…

結局どうするのが良いのか?

auのIS05からの機種変更で、どこの会社にしてどの機種にすればよいのか探っていたわけですが、こうして数字に出すとSoftbankでiPhoneかイーモバイルでSTREAM Xが安くて良いということが分かりました。

Appleからは9月中にiPhone 5sやiPhone 5cの発表もあるとのことなので、あと一ヶ月ほどは今のIS05を使いながら再度検討してみようと思います。たぶんSoftbankでiPhoneが有力だろうけど。

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