Windows 11のマシンで毎日使用しているOutlookだが、午前中までは普通に使えていたのに昼休み明け後再びOutlookを起動すると
データファイルを開くパスワードを入力してください
というメッセージと共にパスワード入力欄が現れるのだがそんなパスワードを設定した覚えはないのでどうしたらいいのだ?パスワード入力をキャンセルするとOutlookが起動しない、メールの確認と送受信が出来ない!
という件に対応した作業について記録しておく。結果、対症療法で何とかなった。
このマシン利用者に話を聞くと、昼休み明け後に気付いたらOutlookの他にOutlook(New)なるアプリが新たにインストールされており、おまけにデスクトップ上のアイコンがチカチカと点滅する、とのこと。
Outlook(New)はその名の通りOutlookの後継アプリで、確か2025年内を目処にOutlook→Outlook(New)へ完全移行すると、Microsoftが声明を出していたはずで、恐らくWindowsアップデートによって勝手に入ってきたのだろう。たぶんこれは今回のOutlookが起動しなくなった問題の原因ではないと思う。
てことでやはり過去にも何度も問題を引き起こしている因縁のOneDriveに起因するものではないか、と推察した。いやほんとに余計なのよこのアプリ…頼みもしないのに勝手にOneDriveにバックアップ取ってローカルからファイルが消え去る、という最悪なトラブルも過去にあった。つい最近だとOfficeアプリのファイルの保存先がデフォルトでOneDrive上になっており(しかもOneDriveにサインインしていないのに!)「保存したファイルがない!」ということで駆り出された事もある…😵
前述の「デスクトップ上のアイコンがチラチラする」というのもOneDriveによる同期に伴うものらしい、と現物を見て思った。そして従前より使用していたOutlookのデータファイルは見事にOneDriveのDocuments→Outlookファイルフォルダの中で見つけることが出来た。なんで勝手にファイルを移動するのかこの💩アプリは!
データファイルの場所が確認されたので後はOutlookでこれを読み込めばいいだけなのだがスッと終わらせないのがMicrosoftである。コントロールパネル→Mailから上記で確認したデータファイルを追加して、古いパスを読むデータファイルは削除しようとしたが「設定をコピー中のため削除が出来ない云々」と抜かしおる😡相変わらず融通が効かない。
このため、Outlookを起動すると過去のメールは確認できるようになったが存在しないデータファイルを参照する設定が有効のためこれに絡むエラーにより送受信が出来ない。このエラーを引き起こしていると思われるデータファイルを削除しようにも前述の「設定をコピー中云々」により削除出来ない!めんどくさ!
はてどうするべ、ということで下記の通り対応した。
対応
- コントロールパネル→Mailより新たにプロファイルを作成
- 新たなプロファイルでOutlookを開く
- メール送受信設定画面が開くので通常通り送受信設定を行う
- 設定完了後メールが送受信出来ることを確認する(この際に作成したデータファイルは今後送受信用として使用する)
- Outlookのアカウント設定から過去メールが詰まったデータファイルを追加する(過去メールを見返す用に使用)
- Outlookのメイン画面にて上記4・5で追加したアカウントが確認出来る(実質、メール送受信・過去メール見返しOKとなる)
以上です。ほんとMicrosoft面倒くさい〜!