自室のカフェテーブルに対してKチェアはちょっと低かったので新たにイスを購入した。しかしこのカフェテーブルは前ユーザー(メルカリで買った)がモモナチュラルで高さを62cmとしてオーダーしたものだから中々イスの座面高に悩む。

色々悩んでアルテックのドムスチェア(ハニーステイン)を買った。
ドムスチェアはフィンランドを代表するプロダクトということで別名”フィンチェア”と称されている。1946年にイルマリ・タピオヴァーラというデザイナーがフィンランドの学生寮に置くためのイスをデザインしたものがこれだ。


いわゆるデザイナーズだが派手さは全く無く、サイドからぴょっと飛び出た肘掛けがこれまたキュートでよい。学校椅子のような素朴さを感じる雰囲気で、いかにも「デザインされた」キザっぽさがなくて好み。

そのままだと座面が46cmでちょっと高かったので、購入店(スコープ)で脚を2cmカットしてもらったのでSH440mmとなる。
カフェテーブルに合わせるならもう4cm低くてもいいのだが、低すぎると今後普通のデスク(大体高さ70cmぐらい)を購入した際に合わなくなってしまうのでこれぐらいで妥協。

座った感じは大柄な者が座っても良さそうな余裕のある作りで(欧米人向け?)、座面はオシリの形に成型されているし、曲線を描いた大柄な背もたれもあって座り心地はまずまず良い。「まずまず」というのもダイニングで使用しているエラ・チェアが抜群の座り心地を発揮しているため、それと比べるとどうしても劣る。
たぶん残りの人生を共にする製品になると思うが、無印iPhoneを買う金額で死ぬまで使える製品を買うのだから相当コスパいいのではないか。