つまり屋久島に行ってきたってことだ。
9月8日から12日にかけて(屋久島滞在は11日まで)鹿児島・屋久島・種子島に行ってきたので記録しておく。
屋久島とはご存知の通り、世界自然遺産にも指定されている鹿児島県の大隈半島から南南西に60キロの東シナ海上に位置する島のことである。
屋久島は”月のうち、三十五日は雨”と言われるほど日本でも降水量の多い地域なのだが、俺が滞在していた4日間は全て晴れであった。
しかしその間札幌では”これまでに経験したことのない豪雨”に見舞われていたようで、札幌が大雨であるというニュースを屋久島でチェックしては
「いやー不思議なこともあるもんですねぇ」
なんて他人事のように思っていたがよく考えると豊平川が氾濫すると沿線に位置するマイホームが浸水&マイカーが駄目になってしまうので「いよいよ次はボルボ・XC60かBMW・320i xDriveツーリングか。こいつぁ金がかかるぜ…」なぞとやきもきしたが、そんな金は無いし豊平川は氾濫することなく無事に治まったので車については考えるだけ無駄であったと言う訳だ。
屋久島への上陸方法は飛行機または船舶の二種類に大別される。
飛行機 | 航空会社 | 路線 |
---|---|---|
日本エアコミューター(JAC) | 屋久島⇔鹿児島 屋久島⇔福岡 屋久島⇔大阪(伊丹) |
船舶 | 船舶会社 | 路線 |
---|---|---|
鹿商海運株式会社「はいびすかす」
種子屋久高速船株式会社「高速船トッピー・ロケット」 |
「はいびすかす」 「高速船トッピー・ロケット」 |
船舶での移動は一日に七往復の高速船トッピー・ロケットがおすすめだ。俺も屋久島からの移動は全てトッピー・ロケットを使った。
鹿児島空港には新千歳空港から羽田空港を経由し11時30分に着いた。ちなみに今回ザックは航空会社に預けたのだけどモバイルバッテリーは預けられなかった。手荷物として機内に持ち込んでくれとのことであった。気圧の関係で爆発でもするのか。
鹿児島空港からシャトルバスで天文館へ向かう。
天文館ってのは商店が集まっているアーケード街の名称で、ここでは
鹿児島ラーメン豚とろの”豚とろラーメン”と”チャーシュー飯”を食べ
むじゃきでは”白くま”を食した。写真の白くまはベビーサイズである。レギュラーサイズを注文すると約二~三人前カキ氷がどかっとやってくるので注意しよう。ベビーサイズでも十分な食べ応えだぞ。
鹿児島から屋久島へは安房直通の16時発トッピー・ロケットで向かった。観光客を除いても結構な人数が乗船している。
波は終始穏やかであった。
安房には18時30分に着いた。今回三日間お世話になる宿”民宿ひまわり”は安房港から徒歩で30分(実際に歩いて計ってみた)の距離でちょっと遠い。タクシーを使うことにした。運転手は屋久島登山のガイドも兼任しているらしく肌は健康的に真っ黒だ。
わたし「屋久島は初めてで明日は縄文杉登山なんです(^^)」
運ちゃん「お客さん良い装備してるね。縄文杉なんて面白くないから宮之浦岳行ったほうが絶対いいよ」
運ちゃん「縄文杉なんて客寄せパンダみたいなもんさ!がはは!」
わたし「(゚Д゚)…」
俺だって本当は日本百名山百番目の宮之浦岳に登りたいのだ。しかし屋久島に行っておいて「じょうもんすぎはみていません(^q^)」なんて人に言えないだろう?
宿へ着き荷物を下ろし、縄文杉登山を明日に控え景気付けに酒でも飲むため再び安房へ向かった。
民宿の女将さんに薦められた”居酒屋 やしま”で食事することにした。
すげー。トビウオのから揚げ注文したらそのまんま出てきた。味は鰊(にしん)に似て美味かった。屋久島名物の首折れサバは入荷していなくて食べられなかった。残念です。
宿に戻り明日の登山の準備をする。
縄文杉登山コースは整備された水場がコース途中に複数個所点在しているので500mlのペットボトル一本あれば十分だよーと女将さんに教わった。なので今回の装備はかなり軽くなるはずである。
宿にて荒川登山口までのバス往復券と朝・昼の弁当を注文し、早めに床に就く。なぜなら明日は午前3時半起床だからな。はえー。
それではおやすみなさい。
※縄文杉登山と登山の持ち物についてはまた別記事で紹介します
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