every new beginning comes from some other beginning's end だなぁ

直島に行ってきたで〜

ゴールデンウィークのど真ん中、平成から令和へ切り替わるタイミングにばっちしカブって瀬戸内海に浮かぶ島「直島」に遊びに行ってきたので記録しておこう。瀬戸内海ってそもそも島がたくさんあるから、直島がどこら辺にあるのかまずはおさらいだ!

直島ってどこよ?

岡山県と香川県に挟まれて見た感じ岡山県寄りなんだけど住所的には実は香川県という直島である。

直島町役場のある直島本島は周囲16km、人口は3,100人とコンパクトな島。いたって普通の島のようだがここには観光客が押し寄せるとある理由があるのです。

何があるんですの?

実は直島は島全体が美術館のようにアートスペースとなっているのだ!

建築家・安藤忠雄設計の美術館「地中美術館」にはクロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が収蔵されていたり、島内の古民家を様々な建築家やデザイナーが作品としてリノベーションした「家プロジェクト」の建築物が点在していたり、草間彌生のかぼちゃとか、様々な現代アートを発信する島として日本のみならず世界中から観光客を集める島なのだ!

宮浦港にある赤かぼちゃ(草間彌生 作)
歯科医院兼住居をアートに改装した家プロジェクトの一つ「はいしゃ」(大竹伸朗 作)

いやしかし、美術館とかまーったく縁がない私なので出発前までいまいちモチベーションが上がりませんでしたw山登りのように「辛い!厳しい!」みたいな分かりやすい感覚じゃなくてもっと繊細なもんだからねぇ🤔

しかし行ったら行ったでめっちゃ楽しかった!島サイコー!

では回想スタート🐖

1日目

旅程は4月30日から5月3日までの三泊四日。ゴールデンウィークの予定を決めたのが3月に入ってからだったので航空券を取得するのが遅くなってしまい、新千歳空港から神戸空港を往路スカイマーク、復路AirDoで取得したにも関わらず一人当たり¥40,340もかかってしまった。いつもならスカイマークの今とくで往復一人当たり¥18,000ぐらいなんだけど。ゴールデンウィーク恐るべし👹

さらに出発直前まで民間の空港駐車場を予約するのを忘れていて、やはりこちらも予約いっぱい。

という訳で公共交通機関を乗り継いで空港に向かうことにしたのである。往路はPM15:00発SKY174、連休中だからチェックイン爆混みだろうな〜と予想して自宅は少し早めのAM10:00に出発。市電西線16条駅から西4丁目駅へ、大通駅から地下鉄南北線に乗り換えJR札幌駅。そこから快速エアポートを使って空港を目指すのだ。市電から地下鉄乗り継ぎで札幌駅までは一人¥320である。

券売機で二人分のエアポート乗車券を購入(¥1,070/人)。改札を通りホームの出発案内表示を”適当に”確認してプラットホーム”4番”まで上がり、停車中の電車に乗り込む。うむ、Uシート装備なのでこれは間違いなく快速エアポートであるな。

が!実はこれ”小樽行き”だったのです。

発車直前(発車のベルが鳴ってる)のアナウンスで気づいたのである。すぐさまホームに降り立ち事なきを得たのであった。久しぶりの旅行で気が緩んでいたようだ。嫁にいたっては「小樽経由で空港まで行けるのかとおもってた〜」とかwwwいや確かに小樽-長万部-苫小牧-南千歳-空港でも行けなくはないけど(1日がかり)

6番ホーム発の快速エアポートで空港にはAM11:50頃到着。すごい混んでるはずだ!すぐにチェックイン&手荷物を預けよう!って意気込んでいたら全く混んでなくて拍子抜け。連休の合間ってそんな混まないんですね🙄昼飯に空港内の中華料理屋『紅虎餃子房』でゴマ坦々麺を食べた後は出発時間まで空港内をぶらぶら。

巨神兵?

ロイズチョコレート工場の豚チョコレートはちょっと怖いw

神戸空港への航路が混雑している関係で定刻より15分遅れのPM15:15新千歳空港を出発。

神戸空港に到着後は三宮駅までポートライナー(¥330/人)。三宮駅から新幹線に乗るための新神戸駅へは地下鉄西神・山手線へ乗り継いで行った(¥210/人)。

新幹線チケットは事前に『スマートEX』でWEB予約済みだったので、駅のスマートEX専用発券機でチケットを受け取る。この時気をつけなきゃいけないのは、購入に使用したクレジットカードと同時にスマートEXのログインパスワードが必要になるので、しっかり事前に準備をしておくってことだ。てか発券機の文字入力qwerty配列じゃないからめっちゃ打ち辛っ。

PM19:02発の『のぞみ189号 博多行』。神戸空港から新神戸で新幹線に乗り換えるなら2時間は見ておくと安心だろう。

晩飯は駅弁とビール。新幹線に乗りながら。これマジ最高。よく考えたら平成最後の晩飯がこれだったと言うのもまた良い思い出。

弁当拡げてビール開けて

「新幹線で駅弁だなんて贅沢だぜ!」

「くぅ〜!たまらん!」

「ビールうめぇw」

とかやってるともう岡山なんだわ(白目)

在来線で2時間かかるところをたった30分。新幹線すげー。早く札幌まできてちょうだい🚅

PM19:34岡山駅着。

今日の宿は駅近の『ホテルエリアワン岡山』。予約サイト『アゴダ』ってところで予約したんだけど聞きなれない予約サイトなので本当に予約されてるのか不安だったけどちゃんとチェックインできて安心。一人¥3,500とカプセルホテル並みの格安価格なので期待しちゃいかんが部屋はまぁまぁ汚かった(建物の古さによるところだな)

ホテル目の前の巨大なイオンショッピングモールで朝食購入、部屋に戻って就寝。

2日目

岡山から直島へは宇野港からフェリーを使う。岡山駅AM07:10発快速マリンライナー高松行に乗り、途中茶屋町駅でAM07:28発普通列車宇野行に乗り換える。宇野駅にはAM07:53着(¥580/人)

事前予約制の直島地中美術館は10:15入場のチケットを購入していたので、少し余裕を持ってAM08:22宮浦港行き四国汽船に乗ることにした。宇野駅から港までは徒歩5分の距離だ。チケットを購入して外に並んで乗船を待つ。

いやもうめっちゃ並んでる。ほとんどが観光客のようだ。

宇野港から直島宮浦港まではたった20分。乗船料金は往復割引適用で往復一人当たり¥560。

直島上陸

宮浦港にて

ついに上陸したぜ!島に上陸したのは屋久島以来5年ぶりだわ〜。

AM:08:42着で地中美術館の入場までまだ時間がある。とりあえずデカイ荷物が邪魔なので本日宿泊予定の民宿『そよ風』に荷物を預けに伺った。宮浦港から徒歩5分。

玄関を開けても人の気配無し…と思ったら女性の方がいらっしゃる。スタッフかしら思ったら宿泊客だった。宿の主人はどこw

実はこの民宿は隣のレストランも営んでいるので普段はそちらにいらっしゃるようです。

お食事所 ニューおりんぴあ

民宿は晩ご飯付のプラン(¥6,000/人)にするとこちらでいただくことになります。晩飯に出た鯖の焼き物めっちゃ美味かったな〜。あんな肉厚の魚をどうしたらフワフワに焼けるのか。炭火焼きなのかしら?

と言うわけで、ちゃんと許可を取って宿内の荷物置き場に荷物を置かせていただきました。では観光に出発。

直島はコンパクトな島なのでレンタサイクルで回るのも手だろう。実際、港前の自転車屋には長蛇の列が出来ていた。俺らは港から地中美術館行きのバスに乗ることにした(¥100/人)。バスは激混みでフロントガラスギリギリのところまで詰めさせられた。未だかつてないポジションw

美術館には10分もしないで到着。

オンラインチケットを提示して紙のチケットと交換する仕組みだ。写真厳禁なので美術館内の写真はアリマセーン。

モネ、タレル、デ・マリアの作品を鑑賞する。正直どれもよく分からんかった🐸

美術館内で軽くランチ。

美術館を出た後は宮浦港とは島の対面にある本村港(ほんむら)へ徒歩で向かった。美術館からは距離的に2kmちょっとなので歩ける距離だ。本村には家プロジェクトの建築物が多数点在している直島観光の拠点となる地区だ。ここには『石井商店』という、うどんの有名なお店がある。さっき飯を食ったばかりな気がするけど食べてしまおうw

おばちゃん二人で切り盛りしてるのでこの数の列でも1時間は待つと思った方がいいでしょう。肝心のうどんは大変美味しかったです。さすがうどん県。

うどんを食べ終わるともう14時だ。昨日の移動の疲れもあったので、そろそろチェックインして休みたい気がしたが民宿のチェックインはPM15:30からである。

ということで直島名物『直島銭湯』でヒトップロ浴びることにした。

スーパー奇抜なデザインのこの銭湯。こちらは現代美術家・大竹伸朗デザインによるものだ。浴場内も色々デザインされていて見応え十分。風呂好きな俺にはもってこいな芸術だ!

居心地の良いお風呂で次の日も入ってしまったw

風呂から上がるといい時間だったのでチェックイン。ニューおりんぴあで晩ご飯。

晩ご飯めっちゃ美味かったな〜。写真右に見切れてるのが噂の鯖です。ウルトラ美味かった。

畳の上の布団にて9時半には就寝…(早)

3日目

3日目も直島観光である。今日は民宿にて自転車を借りて(¥200/台)家プロジェクトを見て回る計画だ。

潮風のせいかチャリの錆がすごいw

宮浦港から本村までは一度登って下る感じ。距離的には3kmも無いんだけど、ちょっとママチャリだとキツかったな。でもオープンエアの二輪車はやっぱり気持ちいいわ〜。直島は駐輪場も充実してるのでレンタサイクルはオススメです。

ちなみに家プロジェクトの建築物を見学するには共通チケット(¥1,030)が必要で、これは宮浦港とか本村のJA横『本村ラウンジ&アーカイブ』で購入可能。

海は綺麗だし良い雰囲気の建物多いし島の人は穏やかだし良いところだな〜。

家プロジェクト「石橋」近くのカフェ『島小屋』で軽めのランチ。

天気が良くて最高。

家プロジェクトを周り終えて宮浦へ戻ってきた。観光した汗を再び直島銭湯で落とし、宮浦港出航。

直島よ今までありがとう〜(一泊二日)

島はやっぱり独特なユルい空気が漂っていて最高に居心地がよかった。今度はまた違う瀬戸内の島を巡ってみたいとも思った🐮

岡山に戻る。

今日の宿は『アビスイン岡山』だ。こちら、岡山駅から1km程離れているため、駅前から市電に乗車。大雲寺駅で下車(¥140/人)。そこから5分程歩く。一人¥3,400で値段の割にはとても綺麗なホテルだ。おまけに無料朝食も付いてくる。

晩飯は岡山名物のデミカツ丼と岡山ラーメンを食べた。

4日目

最終日。無料朝食をいただきにホテル1階の食事スペースへ。ほぼ満席の状態で、食事は部屋に持ち帰って食べても良いとのことだったのでトレーにご飯やおかず、味噌汁を取り部屋に戻った。よく考えると味噌汁持ってエレベーターってなんか危なっかしい。アビスイン岡山に今後泊まる方には味噌汁持ってのエレベーターはオススメしないw

ホテルをAM10:00にチェックアウト。神戸空港出発がPM17:50なのと、神戸まで新幹線で戻ることにしたので(前日にスマートEXで予約した)割と時間に余裕がある。岡山城周辺を観光することにした。

ホテルに荷物を預けると、城から戻るときに遠回りになるので岡山駅まで出たのだがコインロッカーはどこも使用済み。おまけに新幹線改札横の荷物預かり窓口もすでに受付終了…コインロッカー付近でどうしよう?と思案していると、おっちゃんが

「駅レンタカーでも荷物の受付してるよ」

「場所を教えてあげるから付いてきなさい」

ってアンタ神!駅職員さんのようだ。富士屋のラーメンが一番オススメ!って教えてもらったのに行けなくてすんませんでしたw

という訳で岡山駅の南側にある駅レンタカーで荷物を預かってもらうことに。

荷物1個¥500でした。

市バスで岡山駅から県庁前へ(¥100/人)。岡山城と岡山後楽園を見学。

岡山駅PM15:28発のぞみ134号でPM16:02新神戸駅。地下鉄とポートライナーで神戸空港。定刻通りに飛行機は飛び立ちPM19:45新千歳空港。旅の締めはやはりカツ丼だ(井泉)

空港からは円山公園方面への高速バスで帰った。JAL側から乗り込んだらもうすでに結構人が乗っていて満席となった。

自宅着は22時過ぎ。

疲れのせいですぐ就寝。

お疲れ様でした。

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