エレメントは修理に大層金がかかるとのことであったので今年9月の車検を迎える前に別の車へ乗り換えようと検討している最中だ。
しかし右を見ても左を見ても、大枚叩いてでも乗りたいと思わせるような車は…
ま、意外とある。しかしこんな高価なクルマ達を買える程の大枚は持ち合わせていない。一介のサラリーマンだ。当然である。
つい先日にルノーのディーラーへ行ってきた。二台の車に試乗した。
まずトゥインゴだ。試乗したのはインテンスのキャンバストップ、つまり屋根が開くタイプのものだ。
このトゥインゴは珍しいことにエンジンをリア(トランクの真下)に搭載し、リアタイヤを駆動させる。つまりRR(リアエンジン・リアドライブ)と呼ばれる駆動方式を採用している。
全長は3,620mm、エンジンは3気筒900ccターボチャージド90ps。RRということでフロントには何もないからステアリングは軽く、さらに4.3メートルという回転半径である。これはあのN-BOXより0.2メートルも小さい数字なのだ。
北海道であるから雪道の走行は避けて通れない。RRなんて駆動方式が冬道で通用するはずが…と、当初は俺も思った。
しかし冬道においても実に理にかなった駆動方式であると少し調べてから分かったのだ。と言うのは以下の動画を見ると判然とするはずだ。
つまり車重が軽い同士ならばいかに駆動輪に荷重がかかるかがキモであると言うのだ。RRの場合発進時はリアに荷重がかかる。雪面を捉える力が増すのでホイルスピンし難いのだ。逆にFFはフロントが浮いてしまうので、雪面を捉えられないと言う事なのである。
これは「なるほどー」と思ったぞ。
試乗したキャンバストップはハードトップよりヘッドクリアランスが5cm程低い。フロントシートは問題無かったが、リアは俺が座ると頭がついてしまって窮屈である。
しかしハードトップでは余裕があるものであった。キャンバストップは2プラスおまけな感じ、ハードトップは4人乗車全く問題なし(トゥインゴの最大乗車人数は4人まで)。
今年になって登場した限定モデル「ラ・パリジェンヌ」。
最初は何とも思ってなかったんだけど、ディーラーに展示してあったのを見てから妙に気になってきてしまった…
内装が良いのよ。通常モデルだとホワイトになっているドア内側のパネルがブラックになってたり、他にも細かい部分がブラックで統一されていたり、シートは合皮で質感高いし、おまけにシートヒーターも付いてるし!
しかしボディカラーがこのミントっぽいグリーン一色のみ。うーん。
トゥインゴについては昨年限定200台で売り出された「GT」が2月からカタログモデルとなって登場するそうなのでもう少し考えてみることにしよう。
カングーにも試乗してきた。
ボディサイズはエレメントとほぼ一緒。出自が商用車であるので荷物がたんまり載せられるし、室内の収納も多め。
両サイドのスライドドアも使いやすそうである。
商用バンのようにドアを閉めたとき「ベアン!」みたいな音が鳴るのかと思ったらどっこい「ドスン」と重厚な音が。さらに車を走らせてみるとその足回りにも驚かされる。路面の凸凹を堅すぎず柔らかすぎず、しなやかに上品にこなすのだ。カングーは車重が1,200kgちょいなので重たい車ではない。なのにあの路面を掴む感触は…足回りのセッティングが見事なのだろう。
おまけにシートも良い。低反発よろしく身体に吸い付いてくるのだ(実際はそんなに柔らかくないけど)。このシートで長距離を走るとどうなるのか。いやー興味深い。
もしカングー買ったら連休使って札幌から鹿児島まで車中泊しながら焼酎でも買いに行ってみるかな。笑
最近は上の二台の他に
ディフェンダーとか
G-Classとかのね、妄想もしちゃう。
カクカクボディと丸目の組み合わせって格好良さと可愛さが共存してていいっすよね。
ああ〜やっぱトゥインゴがいいのかな〜。
ああ間違えた。これはデュランゴか
ンゴゴゴゴwwwww
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