丹沢山に行って来た

10月10日(火)から13日(金)までサーバ操作に関する研修があったので東京に行ってきた。研修会場は田町だったので、近隣の安い宿を探して結局五反田のルートインにしたのだが、駅から遠いことやコンビニが近くにないということを差し引いても大浴場が備え付けられているルートインは値段の割に中々悪くなかったと思う(朝食も無料で付いてくるし)。やっぱりひろはふろいにかぎるわな~。

10月9日(月)は体育の日のため祝日である。なので前々泊(8日に北海道を出発)をして少々遊びに行ってきたってわけだ。一人で遊ぶならやはり登山であろうということで神奈川県にある百名山の一つ、丹沢山へ日帰り登山に行って来たのであった。


10月8日(日)

登山装備や研修時の服装などを準備するとやはりオスプレー・イーサー70の出番となった。こいつは水や食料を含んだ最終の重量は12kg程であったと思う。

今回の旅行(本来の目的は仕事である)ではマイカーのホンダ・エレメントが調子が悪かったので、新千歳空港まではバスで向かうことにした。

実は私、澄川在住なのです

澄川駅の福住桑園通側に北都交通の新千歳空港行きバスの停留所がある。片道¥1,030。

12:00PM発のJAL508で羽田空港へ。羽田に到着してからは到着ゲートから出て正面にある行列が出来ているバスのチケットカウンターを横目に、自動券売機で町田駅行きリムジンバスの乗車券を購入、11番乗り場からバスへと乗り込む。

相模大野駅で途中下車し、小田急線で本厚木駅へ向かう。

相模大野駅前。栄えてます。
※羽田空港から本厚木行きのリムジンバスってのもあるが、運行本数が少ないので町田行きの便の方が使いやすいのである

本厚木駅前の厚木カプセルホテル(楽天トラベルで一泊¥2,000!安っ!)にチェックインして一息入れる。背丈より少し大きい縦長のロッカーが設置されていて、俺のデカいザックも無理やりぎゅーっと押し込んでなんとかしまう事ができた。

カプセル内の様子

カプセルユニットのフロアは真っ暗で、自分のユニットは一番奥まった所にあったため危うく迷いそうになった。山に登る前から遭難してちゃあたまったもんじゃない。ユニット内のマットレスは心地中々悪くなく、ぐっすりと眠ることができた。

晩飯のため本厚木で有名なとんかつ屋「こばやし亭」に行くことにした。駅から約1.5km程である。

このお店は色んな産地の肉を取り揃えており、メニューから産地を指定して注文するといったものだ。宮城県産のロースを注文した。これが豚肉か!というほど柔らかいもので感動した。しかし段々と肉の脂の甘みがしつこく感ぜられ、完食時には満腹を上回っていた。

本厚木駅に戻ってきてからは、成城石井で明日の行動食となる煎餅やドーナツを買い込んだ。早く寝ようと思ったけどたまたま点けたテレビのアメトークスペシャルが面白くて寝るに寝れなかった。


10月9日(月)

大倉登山口へは渋沢駅から出ている路線バスに乗って行く。このバスの始発が6:48AMなので渋沢駅に6:00AMぐらいに着くようにカプセルホテルを出発しようと思ったが、思いの外準備が早く終わってしまったので、さっさとチェックアウトしてすぐに乗れる電車にて渋沢駅に着くと時刻は5:40AMで、もちろん俺より先にバスを待つ者などは皆無である。

渋沢駅から見る丹沢山塊の山々
渋沢駅

大倉行きは二番乗り場のようだ。登山届けを入れるポストが備え付けてあるので、それに記入し投函した。下山した時の連絡はどうすれば良いのだと思ったが、気にせず成城石井で買ったブラックペッパー味の煎餅をばりぼりと食べて時間を潰した。胡椒が効きまくっていて喉が乾くからダメだこりゃと思った。

そうこうしている内におじさんが一人二人とやってきたが、挨拶のみで特に会話は無い。

6:48AM、バスに乗り込み15分程揺られると大倉に到着した。俺の乗ったバスは満員で、これの他に増便も出ていた。

特に辺りを散策することもなくすぐさま出発(7:11AM)。

10分程は道路に沿って登っていくのでアスファルトの道である。

塔ノ岳山頂までは6.4km、さらに丹沢山頂までは往復5kmある。

登山道の印象としては全体的にダラダラとした登りが続く感じ。鎖場やロープ場といった箇所は特に無い。急登箇所には木道が設置されるがこれがまた登りづらい(歩幅と合わないのだ)。

二時間で堀山の家。

大倉からの登りは基本的に塔ノ岳にたどり着くまで展望は無いと思った方がいい。

10:40AM

塔ノ岳山頂到着!先ほどまでかかっていたガスが晴れ、富士山を遠くに見る事ができた。

塔ノ岳山頂はこんな感じでだだっ広い丘のよう。

普段よりも重い荷物を担ぎ上げてバテていたため正直、丹沢山へは向かわないでここで引き返そうかとも思った。水2Lも下山を考えるとギリギリだったし、足腰もへとへとであった。

とりあえずコーラでも飲んで考えるかと、尊仏山荘にて冷えたコーラ(500ml)を¥500で購入。ついでに主人にここから丹沢山まではどのようか聞いてみると

『少し下ってあとはダラダラかな。コースタイムは1h10mね。』

と、これを聞いて少しやる気が出たのである。ダラダラなら大丈夫、行けるだろうと。

疲れた体には砂糖と炭酸がよく滲みる。コーラを三分の一ばかり飲んでさらにやる気を出し、11:15AM丹沢山へ向けて出発した。

山荘の主人の言う通り、山荘から先は5分程下る。これは帰りは辛いだろうな〜とか思いつつ丹沢山までの稜線に出る。

そこからは本当にダラダラと登ったり下ったりであるが、塔ノ岳までの登りで消耗した筋力ではそれすら辛かった。

丹沢山頂へ続く稜線
最後の0.1kkmの登りがキツい(汗)

12:15PMに丹沢山山頂着。ちょうど雲の中に入ってしまい周りの景色は伺うことはできなかった。

丹沢山行出発前に地図を広げて「体力余ってるなら蛭ヶ岳のピストンもありだな~」なんて調子のこいたことを思ってしまってすいませんでした。とてもじゃないがこの重量のパックを背負っていては俺の体力では到底無理な話だとまぁ既に塔ノ岳の時点で分かっていたが丹沢山頂にて確固たるものに変わったのだ。

やはり塔ノ岳山頂で一泊が余裕があって良いだろうな。ちなみに塔ノ岳は水場があるが蛭ヶ岳は水場がないとのことだ。

丹沢山塊の主要ルートはこんな感じ。蛭ヶ岳が最高峰だ。

12:45PM下山開始。疲れが溜まってヨボヨボとした歩みとなる。

雲がかかったりそうじゃなかったり、全体的には天気が良い。稜線では日を遮るものがなく暑い。景色も良い。

1時間程で塔ノ岳に戻ってきた。少し休憩してコーラを全て飲みほした。塔ノ岳から引き返す登山客が多いため、ここからの下りは所々渋滞になっていた。

途中、木道を歩いていると後ろから「パカッパカッパカッ」と木道に何かを叩きつけるような音が近づいてきたので横に避けて道を譲ると、若い男の登山客であるが登山靴の底が完全に剥がれてしまい(靴の先端だけで繋がっている)壊れてしまったようだ。ここよりすぐ行った所で休憩していたので、俺の街歩き用の靴を貸しましょうかと提案したが「いえ、大丈夫です」とのことであったので先へと進んだ。結局彼は無事に下山したようである(大倉のバス停で見かけた)。

登山靴が壊れてしまうことが本当にあるのだな~、針金とか用意しといた方が良いかなと思った。

14:45PM堀山の家まで戻ってきた。

堀山の家から50分程の分岐。まだ2.3kmもある…

何度も足がつりそうになったが何とか耐えた。非常食用のゼリー飲料をグイっと一気に流し込んでスパート!はかけられないので相変わらずとぼとぼと。

バス停が近くなるとアスファルトの道になるのだが接地の衝撃が増してこれが大変辛い。

大倉バス停に着いた頃、16:10PM発のバスが丁度やってきたところだったのでそれにすぐさま駆け込んだ。という訳でタイムの総計は約9時間と言ったところであった。荷物が軽ければこんなに辛くは無かったのに…😭

しかし山道が整備され山小屋も充実し登山口へのアクセスも良好な丹沢山、さすが百名山と言うにふさわしい良い条件で登山のできる山でありました。


温泉へ

汗だくのまま1時間半も電車に揺られるのはちょっとなぁ…ってことで渋沢駅へ戻ってきてから約1.5km離れたスーパー銭湯「湯花楽秦野」へ行ってまいりました。

脱衣場で着替えていると「お兄ーさん!山登ってきたんですか!」と、デカい声で話しかけられる。この大きいザックはやはりどうしても目立ってしまうようだ。それにしてもデカい声だなこの人…と、しばらく着替えながら話していた。自営で運送会社をやっているらしい。この地域の人は皆丹沢山に登るんですかと聞いたらそんなことはない!とのことだ。往復8時間は気軽とは言えないものな仕方がない。

「私はほぼ毎日この銭湯来てますから!また会えますね!」と終始元気の良い人であった。こういうちょっとした出会いも旅の面白さである。

この日の晩飯は銭湯内の食堂で食べた。とんかつ定食にした。

渋沢駅まで戻って電車に乗り、何駅かすぎたあたりで「鶴巻温泉」という駅に止まった。どうやらここは温泉街で駅のすぐ近くに色々な温泉宿があるらしい。「なんてこった、温泉好きの俺としたことがこんな温泉街を見落としていたなんて…」と一瞬後悔したけど、温泉に入る事が目的ではないから別にいいやと思った。

そんなことより汗にまみれた俺のザックのショルダーベルトから

とんでもない…生乾き臭が…

あの臭いがザックの四方に広がる…いたたまれず相模大野で別の電車に乗り換えたが結局臭いは臭いので相変わらずいたたまれない気持ちで五反田へ向かったのでありました…💩

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