every new beginning comes from some other beginning's end だなぁ

ホンダ・グロムとカワサキ・Z125 Proを乗り比べるついでに富良野でラーメンを食べてきた

つい先日バイクをレンタルして富良野までツーリングに出かけてきた。レンタルしたのはホンダ・グロムとカワサキ・Z125 Proである。

奥がグロム、手前がZ125です。上の写真を見ても分かる通りこれらのバイク

ちっちゃいんです。

グロムの全長は1,755mm。例えばホンダ・CB400SFの2,080mmと比べてもサイズは85%程度。重量にいたってはグロムが104kgに対しCB400SFは197kgで約半分。パワーについてはグロムは排気量125ccなので控えめな9.8馬力(CB400SFは53馬力もある!)。今日はこいつとこいつのライバル車種としてグロムから少し遅れて登場したカワサキのZ125 Proを乗り比べてみたわけなのである。

いま125ccクラスと言うとバイク界の中でもとびきりアツいクラスなわけで(個人的に最近ピンクナンバーをよく見かける気がするし)、50ccバイクが排ガス規制の関係で淘汰されていく中その役割が125ccクラスに移っていくんじゃないか…なんて完全な希望的観測をしちゃったりなんかして楽しんでいるんだけど、特にグロムは前から非常に気になっていたのであります。

実際に現物を見てみると意外とエンジンが大きいなという印象。50ccと比べても頼り甲斐のある風体である。

なにこの微妙なポーズ…

レンタル819(というレンタルバイクのサイト)からネット予約して札幌白石区のイーグルモーターサイクルからバイクを借りてスタート。予約した時点での当日の天気予報はまずまずだったんだけど、前日になると晴れのち雨しかも風強しとかなっちゃってうわどうしよーとか思ったけどせっかくなのでレンタルを強行しました。

ちなみにかなり寒かったのでめっちゃ着込んでます。最終的な今日の服をおさらいしてみると

上半身

  • ファイントラックの肌着
  • マーモットのメリノロンT
  • インナーダウン
  • フリース
  • レインジャケット
  • ネックウォーマー
  • バラクラバ
  • ヘルメット

下半身

  • ユニクロのヒートテックタイツ
  • 登山用の厚手靴下
  • 登山用のロングパンツ
  • レインパンツ

  • マムートの登山靴(ゴアテックスだし!)

こんな感じでゴワゴワしてました。やはりバイクの場合首元からの冷気の侵入をいかに防ぐかってのが重要な気がします。まぁこれでも寒かったんだけどね(笑)

朝8時半に出発して目的地は富良野。支那虎という有名なラーメン屋があるので昼飯をそこで食べて帰ってくるというプランにしました。

レンタルの手続きを終えていざバイクのエンジンをかけてみると『結構良い音するじゃん!』という印象。ノーマルマフラーなのに!

バイクにまたがるのは久しぶり。二年前の道東ソロツーリング以来でした。

バイク返却キャンプツーリング in 道東 に行ってみた

割と浅いところで繋がるのに深くまで引かさるクラッチレバーに戸惑いながら薄曇りの空の下、富良野へ向けて出発しました!

乗ってみると

結構速いです!0-60kmの加速は車に負けないんじゃないだろうかとさえ思わせます。小さなエンジンで単気筒なので振動は割とあります。60kmで走ってても細かな振動がビシビシと伝わってきます。これは昔乗ってたSR400を思い出させるね。ナツカシー

岩見沢市に入ると青空が出てきて日差しが気持ちよかったです。

国道452号線(三笠から富良野)を使いました。旭川・富良野方面の天気が良いってこともあったけど、バイクの運動性能を試したかったので山道の452号線を選んだのであります。

動力性能は全く問題なし!山道でもクルマの巡航速度に余裕で付いていくことができます。これはSR400とかDトラッカー(今までに乗ったバイク)ぐらいの感覚だなと感じたので、余裕でツーリングに持ち出していけるでしょう。

そんなこんなで富良野に到着。富良野マルシェにバイクを駐めて歩いて1分のところにある支那虎に向かったわけであります。

11時半の時点で満席で俺らの他におばちゃん三人組が待機中。しかしすぐに入ることが出来て『焦がし塩ラーメン』を注文。

ニンニクが効いていて美味しい〜。おまけにチャーシューも美味い〜。焦がしというだけあり、スープからは炭のような香りがした。この香り、キャンプを思い起こさせる匂いです。

ぐずぐずしていると富良野も雨雲に包まれてしまうので、その前に札幌に戻ることにした。Yahoo!の雨雲レーダーによると札幌ではもう雨が降っているらしい。

ここからZ125に乗ってみることにした。

なるほど、シートの前部が丁度一人用に窪んでいる形状からZ125はポジションが固定されるようだ。逆にグロムはシート自体がフラットに出来ているのでケツの位置を自由に動かすことができる。なんとなくZ125の方が収まりが良い。

ニーグリップする訳だがZ125はデザインの関係上タンク上部が少し出っ張っていてニーグリップし辛い。グロムはスッと収まる。

そして走り出すと、Z125の方が調子が良いぞ!グロムに比べて全体的にカチッとした作りで走っていて楽しい!エンジン音もZ125の方が『キュイィィィン』というやる気にさせる音で良い。グロムももちろん楽しいんだけど、どこか『何やっても壊れない』というさすがホンダと言うべきカブ的な感じが何か保守的に感じる。

しかしそこは125ccであるので、他のクルマに付いて行って『よし俺も前のクルマを追い抜きだ!』とスロットルレバーをひねってもエンジンからスカスカのパワーしか返答がないってのは仕方の無いところなんでしょう。余裕で80km/h巡行は可能なんだけどね。

グロムのタンク容量は5.5L、Z125は7.4Lという関係上、岩見沢に戻ってきた時点でグロムの燃料計が最後の1メモリとなっていた(Z125は2メモリ残)。途中のセルフスタンドで再給油。給油料金は500円程度(笑)さすが二輪車である。

この頃より雨がポツポツと降り出した。12号線から江別に入る頃にはレインウェアもしっとりとしている。そして14時半にイーグルモーターサイクルに到着。バイクの返却完了!

今回かねてからの夢だった125ccバイクの乗り比べができてとても楽しかった。天気が悪くて気温が低く風も強かったのが残念だったけど、そんな条件にも125ccバイクは全く過不足なく富良野まで連れて行ってくれるので、こりゃ余計に良いなこのバイクはと思った次第であります。欲を言えばタンク容量がもう少し大きければな〜とか思っちゃったり。

しかし人ってのは無いものねだりなので、次から次に欲が出て来てしまうのでここら辺で黙っておくことにしましょう。

次回はCB400SFを借りて積丹半島へウニ丼ツーリングの予定です!あーこちらも楽しみじゃのー♪

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