標高1,898m、羊蹄山に登ってみた

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7月18日（土）に羊蹄山に登ってきた。羊蹄山は正式名”後方羊蹄山（しりべしやま）”と言い、日本百名山にも選ばれている標高1,898mの山だ。今年は藻岩山（530.8m）、手稲山（1,023.7m）、札幌岳（1,293m）、羊蹄山（1,898m）と徐々に高度を上げているが、これは来月の富士登山に向けての調整である。富士登山を目前に控え、今回はプレ富士登山として北海道の郷土富士である羊蹄山を舞台に選んだ訳なのである。

羊蹄山DEKEEEEEEEEE!!

登山道は、倶知安コース（半月湖から登るコース）、京極コース、真狩コース、喜茂別コースの4コースがあり、すべてのコースで登頂には4時間から6時間は掛かるとされている。その中でも真狩コースはなだらかで初級者向きであるとのことから今回は真狩コースを選択、真狩村の羊蹄山自然公園にてキャンプにて前泊し、翌早朝より登山を開始するスケジュールとした。

今回は男5名のパーティーである。

キャンプ時の焼肉用に焼き台を持っていったが、芝生が傷まないよう配慮するためコンクリートブロックを管理棟より借りて下に敷いた。次回は自前でブロックを用意した方がいいかな。

登山前日は快晴だったのに

当日は雨であった。

今回は前回の霧多布キャンプと同じ轍は踏まないよう就寝時の防寒対策として冬用の寝袋を用意した。が、結局暑くて寝袋から出て寝ていた。しかしとてもよく眠れた。キャンプでこんなに気持ちよく眠れたのは久しぶりかも。

雨でｻﾞﾝﾈﾝ

雨のためテンション低め。午前6時30分登山開始。登山道はなんてことない、ゆるーい斜面をダラダラ登っていく感じ。途中、雨が小降りになったのでレインウェアを脱いだ。しかし気温と湿度共に高めのためハイドレーションより麦茶を積極的に摂取する。んー麦茶ｳﾏｰ

今回は食料＆飲料を充実させた。エネルギーが足りずバテてしまうと途端にやる気が落ちるからね。食べ物大事。

【飲料】

麦茶2L(ハイドレーションで)

水1L(プラティパス)

【行動食】

スポーツヨウカン×2

柿の種(1Lボトルにいっぱい)

ドーナツ

梅干し

【お昼ごはん】

アルファ米(白飯)

親子丼の素

豚汁の素

【非常食】

忘れた

すごーいメシが充実してるでしょう。しかしドーナツと梅干しはザックの奥深くに潜ってしまって結局食べられなかったぞ。行動食に柿の種を加えてみたのは、いつもチョコ菓子ばかりだったので塩気が欲しいなーと思ったから。これが結構好評でした！レギュラー決定！非常食は今回用意するのを忘れちゃったけど、本当ならカロリーメイトとかコンデンスミルクなんかを忍ばせておくといいかもね。

四合目手前にて。んほー！景色がいいー！

登山開始から二時間で五合目に到達。

色々なお花詰め合わせ

花の名前全然分からん(´･ω･`)

　
登山開始から4時間で9合目まで到達。

9合目から山頂までがまた長かった。

真狩コースの場合、一度羊蹄山の火口まで上がりそこから半周を歩いてようやく山頂となるのだが、ここからがイカンかった。山頂はまだか～山頂はまだか～とダラダラとお鉢巡り、4コースの登山客が合流するから山頂は人が多い、写真を撮る人のためにさっさと避けなければいかん。んー、もうちょっとゆっくりしたいー。登山開始から5時間10分後の11時40分

着いた(^ω^)b

山頂から真狩コースまで少し戻ったところで昼飯とした。

親子丼定食！（豚汁付き）

　
アルファ米の白飯にお湯で戻す親子丼の素をかけてさらにお湯で戻す豚汁をセットにしたのだ。めっちゃ美味い！マジで美味い！

　
と、元気になったところで12時50分下山開始。

いよいよ雨が本格的に降り出し、登山道はもうグチャグチャで、登山靴からゲイターにかけては泥まみれ。

　
（7合目付近）

　
ﾂﾙｯ!!

　
ｱｯ(；´ﾟωﾟ)て

　
ｽﾞｺ-

滑ってころんだ…右手首を擦りむいて出血。応急キットは…ザックの奥底(TωT)ﾒﾝﾄﾞｸｻｰ

　
（5合目付近）

「この下りは慎重にいかないとな…」ﾂﾙｰ

　
ﾍﾞﾁｬ!!

慎重に行ったはずなのにまた滑った(TωT)左肘を擦りむいて出血。もう面倒くさいから放っておくことにした。

　
下山開始から3時間45分後の16時35分

帰ってきました。二回目に転んだときに付いた左半身の泥がいやはやなんとも…

【反省点】

・雨天時は軍手でもいいから手袋必須
・応急キットとレインウェアはザックの上部に収納
・ハイドレーションに麦茶を入れると美味くて飲みすぎるので1Lのペットボトル＋2Lの予備ペットボトルに水を入れていくのが良い

いやー、なんだかんだで麦茶2Lと水1Lを飲みきってしまった。これはヤバイっしょ。

ここ絶対ロープ必要だろｗｗｗってところにロープが無かったりと、雨天時はちょっとレベル高めな羊蹄山真狩コースでした。基本的にはダラダラとした登りだらけです。

次回は京極コースにチャレンジ！