はじめての関東の山。筑波山遠征!

『西の富士、東の筑波』とも称される茨城県にある日本百名山の中で最も標高の低い山、筑波山(877m)。

真珠湾攻撃時の攻撃開始の合図『ニイタカヤマノボレ』は有名だけど、直ちに帰投せよの合図が『ツクバヤマハレ(筑波山晴れ)』であることは知らない人、多いんじゃないかと思う。

さらにヤマノススメ(原作)では夜間登山の舞台として筑波山が登られていたりもする。

そんな筑波山に先日遠征してきた。ヤマノススメを見て以来登山へのモチベーションが上がりっきりで、山に登りたくて仕方なかったので今回の登山は思いっきり楽しむことが出来た。ああ、やっぱり山歩きは楽しいな。何が楽しいかってはっきり言えないけど、何かが楽しいのだ。じゃなきゃわざわざ登らないもの。

 
職場の山仲間と二人での登山だった。山仲間は仕事の都合で前日に東京入りしていたため、東京駅の八重洲南口近くのローソン前で待ち合わせることになった。俺は札幌で仕事を終え、19:40新千歳発のバニラエア914便で成田空港へ向かった。成田空港からは『THEアクセス成田』で東京駅八重洲口へと向かう。THEアクセス成田は”LCCバス”と謳うだけあって、JRで東京駅へ向かうよりも運賃オトクな片道¥1,000であった。

21:45発のTHEアクセス成田で東京駅八重洲口には23:00頃に到着した。東京は雨で気温が低く、体感温度は札幌とさほど差は無いように感じられた。

八重洲南口近くのローソン前に集まり、そこから24時間営業の日産レンタカーでレンタカーを借り、そのままつくば市まで直行。そして早朝より登山し夕方の飛行機で帰ってくる。つまり0泊2日という行程である。

八重洲口に降り立ち早速持ち前の方向感覚で集合場所より逆方向に向かってしまっていたが、GoogleMapのお陰でなんとかたどり着くことができた。迷ってしまったため予定より20分待ち合わせに遅れてしまった。すんませんでした。

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濃い雨雲がかかりスカイツリーを不気味に浮かび上がらせる。写真じゃ伝わり辛いが実物は結構迫力があった。

AM1:00頃につくば市に着いてからは24時間営業の西友で夜食や行動食、飲み物を調達した。近くのコンビニの駐車場にてしばし仮眠した。

狭い車内(日産・マーチ)でおまけに硬いファブリックのシートだけど、意外によく寝られた気がする。夜が明ける前のAM5:00に筑波山登山道へ向けて出発した。

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白む空に浮かび上がる筑波山

今回の登山は、行き”御幸ヶ原コース”帰り”白雲橋コース”を使う。筑波山神社付近に市営の駐車場があるのでそちらに車を止めた。

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朝の6時。誰もいない…

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登山の準備とトイレを済まして6時10分、駐車場から登山口へ向かう。雨は降っていないけど気温が低くてすごい寒かったのでレインウェアの上下を着込むことにした。

登山口へ向かうまでに色々な旅館や土産物屋を横目に見ていく。朝が早いため当然営業はしていないが、昔ながらの温泉街のようなユルい雰囲気が良い感じだなとすぐに気に入ってしまった。

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ケーブルカー乗り場を目指していくと登山道入り口がある

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標高が低いしネット上の評判では『小学生がスニーカーで登る山』とか言っていたけど、ゴツゴツした岩場が行程の半分以上を占めているような登山道なので、スニーカーよりは登山靴の方が断然良いだろうと思う。

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御幸ヶ原コースはケーブルカーに沿って登っていく

7時50分に男体山と女体山への分岐(御幸ヶ原)に到達。冷たい風が吹き付けるのでレインウェアの上下は着たままである。西友で買った2Lのミネラルウォーターは全く減っていない。

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木道には氷が張っていて滑って危ない

まずは男体山(871m)へ向かった。

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8時10分登頂完了!

再び御幸ヶ原まで戻る。筑波山最高点の女体山へ向かう。御幸ヶ原から望む女体山の木々はエアブラシでホワイトを薄く吹いたかのようなサラサラとした白を放っていた。つまりあれは樹氷なのだろうなと思った。

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女体山に向かうとさらに気温が低く感じられる。草木に氷が張り付いている。

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パリーン!!

さらに進むと

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え…?

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ええー!?

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どれだけ過酷な環境なのだ…ここだけ時間が止まっているようである。

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8時40分、筑波山山頂女体山に到着。

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ここから白雲橋コースで下山するのだが岩場が多い。おまけに

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ほぼ凍結。これは本当に慎重に行かないと危険。

少し下ったところのベンチで小休止した。俺は今回の行動食にアルファ米の牛メシを水で戻してパクついていた。米はゆっくりとエネルギーに変わる腹持ちのよいものだから、アルファ米のパッケージをフリースのポケットに突っ込んで適宜摂取すれば頼もしい行動食となる。しかし水で戻しておまけに気温の低い今日のことであるから、とんでもなく冷たい牛メシではあった。

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ロープウェーのケーブルにも氷が張り付いているらしく、バリバリともの凄い音をたてて氷塊が剥がれ落ちていた。

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標高が下がれば凍結も岩場も無くなり安全な登山道となる。

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そして10時40分に無事下山した!

高速道路を使って東京に戻る。首都高は北海道の高速道路と違って狭いしカーブが多いし分岐が多くて目が回る。それでも”わ”ナンバーの力を存分に発揮した縦横無尽なドライビングで岩本町のアウトドアショップ『ムーンライトギア』へなんとかたどり着いた。ムーンライトギアを物色し岩本町を出発した時点で13時半を回っていたので急いで八重洲口の日産レンタカーへ車を戻しに行った。

山仲間の先輩とは東京駅で別れた。

八重洲口14:30発のTHEアクセス成田で成田空港へ向かい17:10発のバニラエア911便で新千歳空港へ帰ってきた。0泊2日で忙しい旅だったけどかなり楽しかった。

今年はいくつ山を巡れるか。はやく暖かくならないか。もどかしく思うばかりである。

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